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"世界の野球"ヒマラヤを北に望む国ネパールの野球「国際交流活動との出会い」

2019年2月13日

文・写真=NPO法人ネパール野球ラリグラスの会(小林 洋平)

 日本でもネパールでもネパール野球には多くの人々が関わっているが、その中でも中心人物のひとりとなっているのが、関西独立リーグ06BULLS(ゼロロクブルズ)などでもプレーしたネパール代表チームの主将でもあるイッソー・タパ氏(現在:社会人硬式野球クラブ ナインフォース所属)である。

 1999年に私たちがネパールで野球を通じた交流活動を始めてから、今年で20年になる。その中で、イッソー・タパ氏が野球を始めたのは偶然の出会いからだった。私たちがネパールで活動を始めた場所がたまたま彼の実家の近所だったことが切っ掛けだった。当時13歳だった彼は「学校の先輩たちと外国人が何か面白そうな事をやっている。自分も一緒にやりたい。」といった軽い気持ちで野球を始めた。それが今では、ネパールと日本の架け橋となり、ネパール野球の活動には欠かすことのできない存在となっている。今後も彼がネパール野球の中心的な役割を担っていくことは間違いない。

 ネパール野球の発展には、多くの人々の協力が必要である。そのためイッソー・タパ氏はネパール国内だけではなく日本でも多くの皆様にネパール野球の事を知ってもらうための広報活動に力を入れている。その一つが年1回大阪で行われている「ワンワールド・フェスティバル」である。ワンワールド・フェスティバルは、国際交流や国際協力活動を行っている各種団体、自治体、学校などが一堂に会する西日本最大級の国際交流のお祭りといったイベントで、私たちは2007年から出展を続けている。今年は去る2月2日と3日に行われ、2日間での来場者数は2万5千人にのぼったとのことである。来場者の中には外国人も数多くおり、私たちの出展ブースにも野球に興味をもったネパール人らが毎年訪ねてくる。

 こういったイベントへの出展は、ネパールや野球とは関係の無い人たちと出会い、直接話をしてネパール野球について知ってもらう良い機会となる。そして過去には、ワンワールド・フェスティバルでネパール野球の事を知ったのが切っ掛けとなり、その後、何度となくネパールに赴く者もいる。この他にも、現地の野球統括団体であるネパール野球ソフトボール協会では何名もがスタッフとして関わっているが、その者たちも活動に加わった切っ掛けは、ほんの些細な事だったり、偶然だったりする。一口に国際交流や国際協力と言ってもその形は様々である。ただ、自分でも何かやってみたいけど、何から始めていいか分からないといった声を聞くこともある。そういった方は、前述のワンワールド・フェスティバルや東京で行われている「グローバル・フェスタJAPAN」のようなイベントに足を運ぶのも良いかもしれない。イッソー・タパ氏も「こういうイベントでいろんな人と知り合って、活動の幅や協力の輪を広げていきたい」と述べており、ひとつの切っ掛け作りとなることであろう。

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