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丸木悠汰と松永知大が本塁打を放って代表入りへアピールするも王子に敗戦

2026年7月24日

 7月24日、「ラグザス presents WBSC U-23野球ワールドカップ2026」(11月7日から16日までニカラグア・マナグア)に出場する侍ジャパンU-23代表の選考合宿2日目が、愛知県春日井市の王子グラウンドで行われた。この日は王子との練習試合を実施し、侍ジャパンは2対5で敗れ、試合後に行われたタイブレーク練習でも0対3で敗れた。

 川口朋保監督は「初めて顔を合わせた選手が多かったこともあり、試合の入りは少しふわっとした雰囲気がありました。同世代の選手同士でプレーする難しさを、それぞれ実感できたのではないかと思います」と振り返る。一方、「そうした状況でも自分の力をしっかり発揮できていた選手もいて、そこは良かったと思います」と収穫も口にした。

 打線は3回、田中多聞(JFE西日本)のライト前打でチーム初安打を記録。4回には藤原夏輝(日本生命)、5回には初谷健心(JR東日本)にも安打が生まれると、6回には丸木悠汰(NTT東日本)がソロ本塁打を放ち1点を返した。丸木は「自分のスイングをしようと思って打席に立ったら、いい結果につながりました」と振り返った。8回には立花祥希(セガサミー)が安打で出塁するも得点につながらず、9回には松嶋晃希(日本生命)が安打で出塁するも盗塁死。それでも続く松永知大(Honda熊本)がソロ本塁打を放ち、最後まで積極的な姿勢を見せた。
 前日のミーティングで確認した「ファーストストライクを積極的に振ること」について、川口監督は「意識できていました」と評価。一方で、「低めのストライクゾーンは見逃し三振でもいいという考え方については、もう少し時間をかけて浸透させていく必要があると感じています」と、今後の課題を挙げた。

 投手陣は、先発・松永大輝(SUBARU)が2回を1安打無失点。菱川一輝(日本製鉄鹿島)は3ラン本塁打を含む5安打5失点を喫したが、菊池真冴哉(日産自動車九州)は1回無失点、三奈木亜星(Honda熊本)は2回を無安打無失点、川原嗣貴(Honda鈴鹿)も2回を1安打無失点と好投した。

 試合後にはタイブレーク練習を実施。引き続きマウンドに上がった川原が3ラン本塁打を含む3安打3失点。打線はあと一本が出ず、得点を奪えなかった。

 最後に川口監督は、「技術的なことよりも、今日の試合を通して何を感じたのかを、それぞれが振り返ることが大切です。昨日のミーティングを踏まえて今日の試合をどう感じたのか、自分自身で考え、次につなげてほしい」と選手たちへ呼びかけた。

 合宿3日目となる25日はJR東海グラウンドで12時半からJR東海との練習試合が予定されている。代表入りをかけた実戦は始まったばかり。結果だけではなく、一人ひとりが何を感じ、次へどうつなげるか。その積み重ねが、世界一を目指す侍ジャパンU-23代表の力となっていく。

選手コメント

田中多聞(JFE西日本)

「しっかり自分のスイングができればいい結果につながると思っていたので、ヒットが出てよかったです。打球の速さが自分の持ち味なので、そこは今後も大切にしていきたいです。同じ感覚でプレーしている選手もいれば、そうでない選手もいるので、一つひとつの考え方や技術を吸収しながられレベルアップにつなげていきたいと思います。残りの2日間も同世代の選手に負けないよう、自分にできることを全て出し切り、多くのことを学べる合宿にしたいです」

松永知大(Honda熊本)

「後半からの出場で数少ないチャンスでしたが、1球でホームランにすることができてよかったです。自分は当たれば長打にできるスイングスピードが持ち味なので、それを発揮できたかなと思います。これまで代表の選考会に参加した経験がなかったので、とても新鮮で、様々な選手から話を聞き、多くの収穫がありました。打席での考え方も選手それぞれ違うので、その良さを吸収しながら自分らしさも磨いていきたいです。明日からも今日のように少ないチャンスをしっかりものにできるよう、集中してプレーしたいと思います」

初谷健心(JR東日本)

「初めての選考会だったので、1打席目は少し固くなってしまいましたが、次の打席までに気持ちを整理し、冷静に打席へ入ることができたのでヒットにつながりました。同世代の選手ばかりが集まる合宿なので、とても刺激になりますし、どのような考え方で打席に立っているのかなどを直接聞けることは、とても勉強になります。控えめにならず、自分にできることをしっかりアピールしながら、たくさんのいい選手たちから少しでも多くのことを吸収して帰りたいです」

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