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"世界の野球"ヒマラヤを北に望む国ネパールの野球「キャッチボールクラシックオンライン国際交流大会プレ大会2021」

2021年7月15日

文・写真=NPO法人ネパール野球ラリグラスの会(小林 洋平)

 東京オリンピックの開幕まであとわずかである。野球競技も日程が発表され、7月28日に福島県営あづま球場での日本対ドミニカ共和国戦で幕を開ける。ちなみに、同じ福島県の田村市はネパール陸上選手団のホストタウンとなっている。

 ところで、その福島では現在、日本プロ野球選手会や福島ベースボールプロジェクト、福島中央テレビが主催する「キャッチボールクラシックオンライン国際交流大会プレ大会2021」の開催準備が進められており、この大会には、ネパールからもチームが参加する予定である。キャッチボールクラシックは、日本プロ野球選手会が野球の原点であるキャッチボールを普及させるために考案した、9人が1チームとなって2分間に何回キャッチボールができるかを競う競技である。

 キャッチボールクラシックの大会は東日本大震災の起った2011年に「FOR OUR KIDS」をテーマに福島での野球の復興イベントとして始まった。この大会テーマは、「10年後、20年後の復興の担い手は、間違いなく今の子どもたちである」との想いから定められたものである。福島で始まった大会は、その後、全国大会へと発展していった。そして、昨年はコロナ禍からオンラインという新たな形で実施され、今年はさらに海外からの参加チームも募ってオンラインでの国際交流大会として開催されることとなった。今回の大会は7月25日にプレ大会、12月4日に本大会が予定されており、プレ大会には日本から15チーム、海外からも様々な国の子どもたちの参加が見込まれている。また、大会では競技だけでなく、日本と海外のチームの交流会も行われる。今回の大会には、前述の主催者に加え、福島県中学野球競技力向上委員会などが協力者として名を連ねており、各国を応援する国際貢献事業もあってこの大会が成り立っているのである。

 前回の記事の中で、コロナ禍で活動が制限される中でネパールの一部のチームではキャッチボールで盛り上がっていること、キャッチボールは私たち日本アジア球友団ラリグラス(4月14日に「ネパール野球ラリグラスの会」から改称)の活動の原点であることなどキャッチボールについても言及した。

 キャッチボールは野球の基本練習の一つではあるが、それだけにとどまらない深い意味を持っている。多くの野球人も言っている事だが、キャッチボールは一人ではできない。そして、ボールを投げるときに相手が捕りやすいように投げることが必要になる。つまりは、相手を思いやる気持を持つことが大切であり、ひいては、社会生活においてもそういった思いやりのある人間への成長を促すことに繋がっていく。

 上述したとおり、この大会にはネパールからもチームが参加する。参加予定のネパールの選手たちも大会を楽しみにしている。ネパールが参加するのを受けて、私たちは先日、ネパールと結んで7月のプレ大会に向けたリハーサルを行った。リハーサルにはネパール側から選手、ボランティアが30名近く参加し、最近思うように野球ができていない選手たちが楽しそうにキャッチボールをする姿を見ることができた。リハーサルは大きな問題も無く終了し、私たちも安心した。リハーサルに参加した選手たちは「大会がとても楽しみ。当日は頑張りたい」と大会に向けた意気込みを話していた。

 私たちは、スポーツを通じた国際交流や人間的な成長を主な目的として活動をしている。キャッチボールで世界を繋げ、国際交流や思いやりのあるグローバルな人材育成を目指したこの大会は、私たちの活動目的にも合致し、ネパールでは7月上旬のこの時期になっても一部の地域でロックダウンが続いているが、そういった中で、この大会にネパールも参加させていただけることは、大変喜ばしいことである。

 昨年来のコロナ禍の中で私たちの活動も様々な制限が加わった。その状況下で、この大会のようなオンラインでの活動は有効な手段であり、私たちもオンラインでの活動が中心となっているのが現状である。対面での活動が難しい中、今後もオンラインを有効に活用して活動を広げていきたい。

 さて、冒頭の東京オリンピックの野球に話を戻せば、去る6月28日に発表されたWBSCの世界ランキングでは開催国の日本が1位となった。このランキングで、ネパールは東京オリンピックの実質的な1次予選であった2019年のBFA西アジア野球大会で全敗したことなどが影響して最下位となってしまった。とはいえ、オリンピックの野球はネパールの野球関係者も大いに注目するところであり、開催国である日本の活躍に期待している。

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