大学代表が日米大学野球3連覇を目指し始動 立石正広の場外弾や松下歩叶のキャプテンシーが光る | 大学 | チームレポート | 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト

野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト

メニュー

日本語 English

チームレポート

大学代表が日米大学野球3連覇を目指し始動 立石正広の場外弾や松下歩叶のキャプテンシーが光る

2025年6月30日

 6月30日、「第45回 日米大学野球選手権大会」(7月8日から13日まで北海道、新潟、東京で5試合開催)に出場する侍ジャパン大学代表の直前合宿が神奈川県平塚市のバッティングパレス相石スタジアムひらつかで始まった。

 熾烈な代表選考を勝ち抜いた26選手が再び平塚に集結。まず12時半から結団式を行い、注意事項やエールが伝えられ、自己紹介が行われた。堀井哲也監督からは選手たちにコンディショニングと役割理解の重要性が伝えられ、そのために選手たちから首脳陣への積極的な進言を求めた。

 13時から始まった練習では、二塁牽制などサインプレーや連係の確認に時間が割かれた。打撃練習ではチームの軸の1人として堀井監督から期待される立石正広(創価大)が場外弾を放つなど、各選手が快音を響かせた。
 最後は、動画をもとにアメリカ大学代表の特徴が首脳陣から伝えられた後に「投げるリズムが国内の投手とは違い、タイミングを取ることが最も大事になると思うので、その意識づけをしました」と堀井監督が説明したように、野手陣による素振りが行われた。

 昨年に続いて侍ジャパンのユニホームを纏った立石は「荷物を開けている時間が一番楽しく嬉しかったです」と代表の高揚感を明かし、フリー打撃については「トスバッティングの延長くらいの気持ちで、手の力を楽にしながら逆方向中心に強い打球を打つことができました」と手応えを掴んでいる様子だ。
 大学アメリカ代表については「平均で155キロくらいの投手もいると聞いたので、打席に立ってみないと分かりませんが、とにかく差し込まれないようにしたいです」と印象を語った。昨年の欧州遠征では打撃不振に苦しんだだけに、日米大学野球に向けては「去年はチームの力になれず悔しかったのでベストコンディションで臨みたいです」と意気込んだ。

 主将を務めた松下歩叶(法政大)は、主将への任命を選考合宿の帰りの車で聞き「驚きと不安と頑張りたいという3つの気持ちでした」と正直に振り返るが、「自チームで主将をやっている選手も多いので、支えてもらいましたし、やりやすかったです」と笑顔で語った。また、主将としては「レベルが高い選手たちなので、まとまれば負けることは無いと思うので、コミュニケーションをしっかり取ってまとめていきたいです」とポイントを挙げた。

 7月1日はバッティングパレス相石スタジアムひらつかで朝から練習が行われ、昨年に引き続き高橋由伸氏が臨時コーチとして指導を行う。2004年アテネオリンピックで銅メダル獲得にも貢献し同じ慶應義塾大OBでもある同氏について堀井監督は「去年もシンプルで分かりやすく指導していただいたので、選手たちが1つでもピンとなることがあれば大きな力になると思います」と期待。充実した時間となりそうだ。

監督・選手コメント

堀井哲也監督

「結団式で選手たちの“やってやるぞ”という眼差しと自己紹介を聞いて、我々も背筋が伸びましたし、良いスタートが切れました。主将の松下も積極的に声をかけて連係練習の際に取りまとめてくれていました。選手との会話は主にコンディショニングの話、確認ですね。立石は練習の段階では良いことはわかっているので、実戦を見て状態を確認していきたいです」

松下歩叶(法政大)

「緊張感や硬さもみんなにあったのですが、練習を重ねコミュニケーションを取りながら良いスタートが切れました。(桐蔭学園高の先輩でもある高橋由伸さんには)打撃でのタイミングの取り方を教えてもらったので、それを試して良い感触だったので、今年はより細かいことを聞きたいです」

立石正広(創価大)

「どんな状況でも力を出せるように、初日は慣れることを大事にしてしっかりコミュニケーションを取りました。(高橋由伸さんは)どんな投手・球でもリプレイを見ているかのようにホームランを打つので、どのようにタイミングを取るか聞きたいです。去年も聞いたのですが、自分のことで精いっぱいだったので試すことすらビビってしまったのですが、今はやるべきことが固まってきたので、そこにプラスしていきたいです」

第45回 日米大学野球選手権大会

大会概要出場選手チケット(外部サイト)

大会期間

2025年7月8日~7月13日

試合日程
7月8日(火)18:00 日本 - アメリカ
7月9日(水)18:00 アメリカ - 日本
7月11日(金)17:00 日本 - アメリカ
7月12日(土)12:00 アメリカ - 日本
7月13日(日)17:00 日本 - アメリカ

開催球場

エスコンフィールドHOKKAIDO
HARD OFF ECO スタジアム新潟
明治神宮野球場

侍ジャパンU-18壮行試合 高校日本代表 対 大学日本代表/沖縄県高校選抜 6/28日10:00~先行発売
ラグザス presents 第32回 WBSC U-18 野球ワールドカップ 6/28日10:00~先行発売

PARTNERS

DIAMOND PARTNERS

  • 日本通運
  • MUFG

OFFICIAL TITLE PARTNER

  • ラグザス株式会社

OFFICIAL PARTNERS

  • JTB
  • KONAMI
  • 興和株式会社
  • 花王 SUCCESS
  • JAPAN AIRLINES
  • コカ・コーラ

SUPPORTING PARTNERS

  • LAWSONticket
  • UNIQLO
  • mizuno