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侍ジャパンインタビュー

侍ジャパン強化試合 出場選手インタビュー/筒香嘉智選手(横浜DeNA)

2016年2月19日

 球春到来とともに2016年の侍ジャパンも動き出す。3月に開催する侍ジャパントップチームの強化試合「日本vs.チャイニーズ・タイペイ」(5日・ナゴヤドーム、6日・京セラドーム大阪)を前に、主軸として期待される筒香嘉智選手(横浜DeNA)に意気込みを聞いた。

――今年初めてとなる侍ジャパンの試合が3月に開催されます。筒香選手もメンバー入りしましたが、再び侍ジャパンのユニフォームを着ることが決まった今の率直な気持ちは?
「素直に嬉しいですし、すごく光栄なことです。まずは試合に出て、チームの勝利に貢献できるように頑張りたいと思います」

――今回の対戦相手となるチャイニーズ・タイペイに対しては、どのような印象を持っていますか?
「ピッチャーはあまり分からないんですけど、バッターは力強くバットを振れる。パワーのある打者が多いという印象があります」

――昨年の「プレミア12」の大会を振り返って、改めてどんな大会でしたか?
「結果的に準決勝で敗れて、“3位になってしまった”という大会でした。国際大会の難しさ、怖さというものを感じましたし、優勝を目指していたので、すごく悔しい思いがあります」

――ただ、個人としては26打数10安打、打率.385と結果を出しました。手応えもあったのでは?
「そうですね。でも、準決勝の韓国戦では打てなかった(4打数無安打)ですし、大会の中で自分がそんなに打ったという感覚はないですね。まだまだ足りない部分、反省すべき点が多く見つかったと感じています」

――国際大会の雰囲気はどう感じましたか?
「やっぱり普段の試合では味わえない、国際試合特有の緊張感というものがありましたし、シーズン中とは違ったプレッシャーもあった。ただ、そういう中でのプレーを経験したことで、今後の自分に活きて来る部分はあると思います」

――大会途中から4番に座りましたが?
「プレミア12では中村(剛也)さんが怪我されて、代わりに僕が4番に入らせてもらっただけだったので、特に意識することなく打席に入れた。4番だから、というプレッシャーはそれほど感じませんでした」

――今後も『4番・筒香』という期待がありますが?
「4番に限らず、侍ジャパンのユニフォームを着て試合に出るということは、本当に意味のあることだと思います。ですので、まずは試合に出ることが大事。試合では打順にこだわらず、一生懸命、必死にプレーするだけです」

――今オフにはドミニカのウインターリーグにも参加しました。また、春季キャンプで新しくトライしていることは?
「(ドミニカでは)言葉も通じない中でのプレーでしたし、まずメンタルが強くなったかなと思います。今は、極力シンプルに、無駄な動きを省いて打つということに意識を置いて、新しい打撃フォームにトライしています。順調に来ているかなと思います」

――改めて3月の強化試合では、どういったプレー、どのようなバッティングを見せたいですか?
「侍ジャパンのユニフォームを着て、日本を代表して戦うので、全国のたくさんのファンの方々が観てくれると思います。絶対に勝って、子供たちに夢を与えられるようなプレーを見せたいです」

――最後に、今回の強化試合の試合会場となる名古屋と大阪のファンに向けてメッセージをお願いします。
「僕たちは全員が勝利を目指して頑張ります。ファンのみなさんの応援というのはすごく力になるので、是非、球場に来て、僕たちのプレーを見てもらえればと思います」

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