8月10日、「第12回 BFA U12アジア選手権」(8月15日まで中国・杭州市)が開幕。オープニングラウンド初戦が行われ、試合時間変更や雨の中の試合ではあったが、侍ジャパンU-12代表はフィリピンに11対1の5回コールド勝ちを収めた。

本来の日程であった8月9日9時半(日本時間10時半)に行われる予定だった試合は、この日も朝から雨が降りしきり延期。そしてホテルでの昼食中だった正午に13時半(日本時間14時半)からの試合が告げられた。
国際大会の洗礼とも言うべき状況ではあったが、ユニホームも用意して食事していた選手たち。桑田真澄監督が伝え続けてきた「日本代表としてあるべき姿」を体現するかのように、すぐに気持ちを切り替えて試合に臨んだ。
とはいえ開幕戦で「緊張していましたよね。硬かったですね」と桑田真澄監督が振り返ったように、初回を無得点で終えると2回には四球と堤三蔵(東海ライダース)のファンブル(記録は内野安打)で先制点を献上してしまった。それでも開幕戦を託された石井裕翔と石井陸翔(ともに都賀の台レッドウィングス)の双子バッテリーは動揺することなく、この日5個目の三振を奪って後続を断つ。
すると打線はその裏、相手投手の四死球からチャンスをもらうと、堤が雪辱の一打となる右中間への2点タイムリー二塁打を放って逆転に成功した。
その後は古垣佑規(紀見少年スポーツクラブ)と徳永或飛(松尾クラブ)のタイムリーや相手のミスなどもあり得点を重ねた。
投手陣は田中陸斗(レッドバッファローズ)がすべての打者の初球がストライクとなる制球の良い投球で2回をパーフェクトに抑えると、高橋琥尚(丸亀城南軟式野球スポーツ少年団)も1回無安打2奪三振と相手を寄せつけず。2016年の第9回大会以来2回目の優勝を目指す戦いは大勝発進となった。
オープニングラウンド第2戦は日本時間11日13時半からパキスタンと対戦する予定となっている。
監督・選手コメント
桑田真澄監督
「元気があったので声出すことによって、少しずつほぐれて良いプレーも出て波に乗りました。野球は打って守るだけでなく、状況判断や練習通りにやることが大事になると何度も伝えたのですが、なかなか緊張や焦りがあってか上手くいかないところもありました。小学生なので仕方ないのですが、1つずつクリアしていって、簡単にできるような選手になって欲しいです。今日はなんと言ってもリクマル(田中陸斗)ですね。ストライクをどんどん取っていこうという課題にしっかり向き合っていました。合宿では球が上ずっていたのですが、今日は素晴らしい投球でした。ゴロゴーやタッチアップをすべき場面で、まだできていないところもありましたが、成長が著しい年代ですので、反省してしっかり明日に繋げてくれたらと思います」
堤三蔵(東海ライダース)
「ミスをしてしまいましたが打てて良かったです。昨日のノックでもミスが多かったので悔しかったです。迷惑をかけたので、ここで打てば逆転だと思いました。嬉しかったです。今日みたいなエラーはせず、ホームランを打ちたいです。(前日に選手間ミーティングを)して良かったです。団結しましたし、決めた約束事もできました」
田中陸斗(レッドバッファローズ)
「2回をパーフェクトに抑えられて嬉しいです。本番に強いと思います。この調子で初球からどんどんストライクを取っていきたいです」
徳永或飛(松尾クラブ)
「途中から試合に出てタイムリー打てて嬉しかったです。急に試合となって驚きましたがチームに貢献できました。チームの目標であるアジアチャンピオンと自分で行動できる人になれるように意識していきたいです」
第12回 BFA U12アジア選手権
大会期間
2026年8月9日~8月15日
オープニングラウンド(グループA)
8月9日(日)10:30 日本 (延期) フィリピン
8月10日(月)14:30 日本 11 - 1 フィリピン
8月11日(火)13:30 パキスタン - 日本
8月12日(水)19:30 日本 - 中国
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)
スーパーラウンド
8月13日(木)~8月14日(金)
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)
3位決定戦・決勝
8月15日(土)16:30 3位決定戦
8月15日(土)19:30 決勝
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)
開催地
中国(杭州市)
出場する国と地域
グループA
日本、フィリピン、中国、パキスタン
グループB
チャイニーズ・タイペイ、韓国、香港、タイ
























