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侍ジャパントップチーム選手紹介/松田宣浩(福岡ソフトバンクホークス)

2015年10月26日

 アマチュア時代から国際経験が豊富な松田宣浩には、小久保ジャパンのムードメーカー、さらにはチームリーダー的役割も期待されている。

 小学校2年時に双子の兄とともに野球を始めた松田は、岐阜県の中京高で2人揃って2年夏に甲子園出場を果たした。甲子園では初戦敗退したが、高校通算61本塁打を記録した打撃は、当時から評価が高かった。
 亜細亜大では1年春から4番を任され、世界大学野球選手権ではチーム最年少ながら5番を打ち、3位に貢献した。翌年にも日米大学野球選手権で代表に選出され、リーグ戦では通算本塁打の記録更新も期待されたが、3年時にチームで不祥事が発覚し、野球部は半年間の対外試合禁止処分となり、さらに2部降格の不運に見舞われ、記録更新はならなかった。

 ドラフトでは05年の希望枠で福岡ソフトバンクに入団。チームでは小久保裕紀(現代表監督)以来となる新人野手の開幕スタメン出場を果たしたが、結果が残せずシーズン後半は二軍落ちした。
 プロ3年目の08年に三塁手のレギュラーとして142試合に出場し、17本塁打を放ったが、その後は度重なるケガもあり、なかなかシーズンを通じての活躍が見られなかった。09年と10年の二度の骨折を経て、ようやくプロ6年目の11年に全試合、しかもフルイニング出場を果たすと、自己最多となる25本塁打、83打点を記録した。

 チームの主軸打者となり、リーグを代表する三塁手となった松田は、12年のキューバ代表との強化試合でプロとして初の日本代表入り。翌年の第3回ワールド・ベースボール・クラシックでは、主に「9番・三塁手」として7試合に出場し、第2ラウンドのオランダ戦で本塁打を放つなど、21打数7安打の打率.333、5打点の活躍を見せた。
 チームの選手会長になった14年は、またも骨折で公式戦の連続フルイニング出場が218試合でストップし、101試合の出場にとどまった。それでもシーズン最終戦にはサヨナラヒットを放ってリーグ優勝を決めた。オフの日米野球にも出場し、第2戦では本塁打を含む3安打を放つなど、5試合で17打数6安打の打率.353、2打点と、国際試合での強さを見せている。

 今季は通算1000安打を記録するなど、いずれも自己最高となる35本塁打、94打点の活躍で、圧倒的な強さでリーグ2連覇を果たしたチームを牽引した。明るい性格で、ヒーローインタビューでのパフォーマンスはファンの人気が高い。自身のブログのタイトルにもなっている「1・2・3・Match!」の掛け声をプレミア12の舞台でも聞きたい。

侍ジャパントップチーム選手紹介

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日程 球場 カード 戦評 チケット TV放送
11/05(木)19:00福岡ヤフオク!ドームプエルトリコ 3 - 8 日本レポート購入方法テレビ朝日系列
11/06(金)19:00福岡ヤフオク!ドーム日本 - プエルトリコ購入方法TBS系列

世界野球WBSCプレミア12

日程 球場 カード 戦評 チケット TV放送
11/08(日)19:00札幌ドーム日本 - 韓国購入方法テレビ朝日系列
11/11(水)19:00天母(台湾)日本 - メキシコテレビ朝日系列
11/12(木)19:00桃園(台湾)ドミニカ - 日本TBS系列
11/14(土)19:00桃園(台湾)アメリカ - 日本テレビ朝日系列
11/15(日)19:00桃園(台湾)日本 - ベネズエラTBS系列
11/16(月)19:00未定(台湾)準々決勝TBS系列
11/19(木)19:00東京ドーム準決勝購入方法TBS系列
11/21(土)19:00東京ドーム決勝購入方法テレビ朝日系列

※台湾開催の時間は日本時間

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