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センバツに出場する侍戦士たち 前編/U-12代表、U-15代表(軟式)経験者編

2022年3月16日

 3月18日に開幕する第94回選抜高等学校野球大会(以下、センバツ)。春の高校野球最高峰の戦いには、かつて侍ジャパンとして日の丸を背負って戦った選手たちも多く出場する。
 前編の今回は、2016年の第9回 BFA U-12アジア選手権(中国・広東省)、2017年の第4回 WBSC U-12 ワールドカップ(台湾・台南)、2019年の第10回 BFA U15アジア選手権(中国・広東省深圳市)に出場した選手たちを紹介する。

 昨秋の明治神宮大会を優勝し、今回のセンバツでも優勝候補の筆頭に挙がる大阪桐蔭。チームを牽引する主将の星子天真は、小学6年生の熊本・弓削キング(軟式)所属時代に、第9回 BFA U-12アジア選手権にも主将として出場した。
 選手たちをまとめるだけでなくMVP・盗塁王を受賞し大会初優勝に貢献。帰国後の会見では「MVPよりも、とにかくチームを勝たせたい、チームが勝てばそれでいいと思っていました。だから優勝ができて本当に嬉しいです」と声を弾ませた。
 昨秋の公式戦でも通算.431の高打率を残していただけにセンバツでの活躍にも期待したい。

 天理のエース・南澤佑音は、生年月日が2005年2月20日の早生まれのため中学1年生の大東畷ボーイズ所属時代に、第4回 WBSC U-12 ワールドカップに出場。
 スーパーラウンド初戦のニカラグア戦で先発し3回無安打無失点1四球5三振の好投で、打っても3打数2安打2打点と投打にわたる活躍で10対0の5回コールド勝ちに貢献した。さらにスーパーラウンド最終戦の韓国戦でも先発したが、この試合は4回5失点、3打数無安打1打点と思うような活躍はできなかった。チームは4位入賞を果たし、嬉しさと悔しさ双方を味わった経験を生かし、その後も着実に成長を遂げている。
 昨春のセンバツ準決勝の東海大相模戦で、中継ぎとして甲子園のマウンドに立つと、この秋は公式戦8試合中7試合に登板して近畿大会4強に導き、2年連続のセンバツ出場を果たした。当時173センチだった身長も今や188センチまでに成長を遂げ、名門校のエースとして全国制覇を狙う。

 同じく天理に進んだ戸井零士も、松原ボーイズ時代に第4回 WBSC U-12 ワールドカップに出場。チェコとの初戦ではセンターフェンスを越える満塁本塁打で勝利に貢献するなど、8試合に出場し17打数12安打6打点、出塁率.800の圧倒的な活躍で首位打者とベストナイン(外野手)を獲得した。
 昨春のセンバツでは11打数1安打と持ち味を発揮できなかったが、秋季近畿大会では市立和歌山との準々決勝で本塁打を放つなど12打数5安打1本塁打でチームを3年連続のセンバツへ導いた。主将としてもチームをけん引する戸井は、エース・南澤との侍コンビで25年ぶりのセンバツ優勝を目指す。

 第10回 BFA U15アジア選手権の優勝メンバーからは3人がセンバツに出場する。

 敦賀気比の上加世田頼希・渡辺優斗のバッテリーは3季連続の甲子園出場だ。最高学年になりエース、正捕手とチームの浮沈の鍵を握る存在となった。
 中学時代も、所属していた門真ビックドリームス(軟式)と侍ジャパンU-15代表でエースと正捕手の関係だった。
 アジア選手権で上加世田はエース格を任され、大会の山場となるチャイニーズ・タイペイ戦と韓国戦で先発。チャイニーズ・タイペイ戦では4回1安打無失点で抑えて、きっちり試合を作った。韓国戦では長打や四死球で出塁を許し、大会規定による球数制限がある中で苦しい投球にはなったが、なんとか3回途中までを無失点で凌いだ。
 正捕手を務めた渡辺は5試合中4試合でマスクを被り、要所で盗塁を刺し、リードで投手の特長を引き出した。大会通して無失点で優勝できたことは彼なしに語れない。また、ともに周囲を気遣ったり雰囲気を和らげたりできる存在で、グラウンド内外でチームにとって欠かせない存在だった。
 敦賀気比でもチームを2人で牽引し、昨夏の8強を超える躍進を目指す。

 浦和学院の金田優太は遊撃手と投手それぞれで活躍が期待されている。
 川口市立芝西中軟式野球部時代にU-15代表へ選出され、アジア選手権では主に三塁手として出場。スーパーラウンド最終戦の中国戦では先発登板し酷暑の中で3回無安打無失点と好投した。打っても犠飛による1打点でチームのコールド勝ちに貢献した。
 昨夏は主に2番・遊撃手として出場し27打数8安打4打点と活躍し、投手としても9回3分の1を投げて2失点と好投し埼玉大会優勝に貢献した。さらに秋には打率.438と9打点はチームトップの成績を残し、球速も最速143キロを残すなど、ぐんぐんと成長を続けている。

 慣れない異国の環境で日本代表として戦い抜いた経験は彼らにしかないものだ。貴重な経験を生かして、甲子園という晴れ舞台で大いに躍動して欲しい。

 後編となる次回は、U-15アジアチャレンジマッチ2019(愛媛県)に出場した新高校3年生選手たちを紹介する。

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