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センバツに出場する侍戦士たち 後編/U-12代表、U-15代表(硬式)経験者編

2022年3月17日

 3月18日に開幕する第94回選抜高等学校野球大会(以下、センバツ)。春の高校野球最高峰の戦いには、かつて侍ジャパンとして日の丸を背負って戦った選手たちも多く出場する。
 後編の今回はU-15 アジアチャレンジマッチ2019(愛媛県)に出場した選手たちを紹介する。

 昨秋の明治神宮大会を優勝し、今回のセンバツでも優勝候補の筆頭に挙がる大阪桐蔭の中軸を担うのは海老根優大。侍ジャパンU-15代表の中でも抜群の長打力を発揮していた。
 アジアチャレンジマッチ初戦の松山市代表戦で、プロ野球でも使用される松山坊っちゃんスタジアムのレフトスタンドに突き刺すソロ本塁打を放った。さらに優勝がかかったチャイニーズ・タイペイ戦では、試合前の円陣でプレミア12決勝の松田宣浩(ソフトバンク)を模した声出しを行い、チームを盛り立てた。そして、試合では逆方向の右中間を破るタイムリーを放って優勝に導いた。
 選手層の厚い大阪桐蔭では2年秋からレギュラーを獲得すると、近畿大会準決勝の天理戦で逆転打を放つなどセンバツ出場に貢献した。
 さらに近畿大会を制して臨んだ明治神宮大会でも、初戦の敦賀気比戦でU-15代表(軟式)のエースだった上加世田頼希から打った瞬間分かる本塁打を神宮球場のレフトスタンドに叩き込んだ。高い身体能力にはプロも注目しており、初めて立つ甲子園の打席ではどんな打球を放つのか(昨年、春は出場無し、夏はベンチ外)。

 明治神宮大会で遊撃手として好守が際立ったのは九州国際大付の尾﨑悠斗。糸島ボーイズやU-15代表では投手も務め、惚れ惚れとする綺麗なフォームから制球力と伸びのあるストレートを投じていたのが印象的だった。この野球センスと安定ぶりは遊撃手になっても変わらずで、捕球から送球までがスムーズで投手に大きな安心感を与えている。

 星稜のエース・マーガード真偉輝は中学時代に宜野湾ポニーズのエースとしてポニーリーグ全日本選手権を制してU-15代表に選出。当時は184センチ87キロの中学生離れした体格から最速138キロを投じていた。それでいて変化球もカットボール、スライダー、カーブ、スプリットを器用に投げ分け、鹿取義隆監督からの指導もすぐに吸収していた。アジアチャレンジマッチではフィリピン戦で2回無失点、チャイニーズ・タイペイ戦でも1回無失点に抑えて胴上げ投手となった。
 試合直後のインタビューでは「レベルの高い仲間と一緒にできた経験を活かして成長し、甲子園で戦いたいです」と語っていたが、昨秋は8試合に登板して防御率2.75の好投で見事に有言実行を果たした。

 7年ぶりのセンバツ出場を果たした浦和学院には、前編で紹介した元U-15代表(軟式)の金田優太に加え、3人のU-15代表(硬式)経験者が揃う。
 主将を務める八谷晟歩は、アジアチャレンジマッチで松山市代表戦とチャイニーズ・タイペイ戦で2番・遊撃手として出場し6打数3安打3打点の活躍で優勝に大きく貢献。高校でも2年夏に内野手のレギュラーとして甲子園の土を踏み、主将として再び甲子園に帰ってくる。
 八谷と同じフレッシュ佐賀フィールドナインに所属していた西田稀士郎もアジアチャレンジマッチの松山市代表戦とチャイニーズ・タイペイ戦で1回無失点の好投を見せた。今回のセンバツでは残念ながらベンチ外となったが、チームメイトの活躍を目に焼き付け、夏の巻き返しを狙う。
 大勝朱恩はフィリピン戦とチャイニーズ・タイペイ戦に出場し、6打数2安打という成績を残した。昨秋は背番号14ながら10打数6安打4打点の成績を残しており、勝負強い打撃を甲子園でも見せて欲しい。

 短い時間ではあったが世代トップの選手たちが共に戦い、共に生活した時間はかけがえのないものだっただろう。彼らにとって、甲子園は成長を見せる場でもあり再会の場でもある。
 1人でも多くの選手が持ち味を発揮してくれることが楽しみだ。

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