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試合レポート

侍ジャパンU-18代表、投打に圧倒!オーストラリアを下して開幕3連勝!!

2015年8月30日

 第27回WBSC U-18ベースボールワールドカップ、1stラウンド・オーストラリア戦が舞洲ベースボールスタジアムで行われ、U-18代表が10対1で大勝。開幕3連勝を飾った。

 2回に満塁から押し出し四球で1点を先制したU-18代表は、6回にも満塁のチャンスを掴み、2者連続の押し出しで2点を追加。さらに1死満塁から、津田翔希(浦和学院)がライト前へ貴重な2点タイムリー。西谷浩一監督から「このチームに無いものを持ったしぶとい選手」と2番で起用された男が、大学日本代表の壮行試合の際に高校の先輩である佐藤拓也(立教大)から譲り受けたバットで、「自分でも出来過ぎです」と価値ある一打を放った。
 投げては、先発の小笠原慎之介(東海大相模)が、初回に1死1、2塁のピンチを併殺打で切り抜けると、その後は伸びのあるストレートでオーストラリア打線をねじ伏せて計9奪三振。6回に自らの失策とボーク絡みで1点を失ったものの6回1失点の好投を見せると、終盤は高橋樹也(花巻東)、髙橋純平(県岐阜商)のリレーで逃げ切りに成功。打線は9回に舩曳海(天理)、オコエ瑠偉(関東一)の連続タイムリーなど打者一巡の猛攻で5点を加えてダメを押した。

 投打のかみ合った対象に、小笠原が「本当は昨日(アメリカ戦)投げたかった。次は僕が投げます、という気持ちでいます」と言い放てば、「緊張して慎重になって四球も出したんですけど、次は思い切って腕振れるようにしたい。短いイニングでも抑えてチームに貢献出来るのが1番です」と高橋樹。2死満塁のピンチを招きながらも最後は三振で締めた髙橋純は「日々、足の状態は回復しています。徐々に上半身を最後まで振り抜けるようになってきている」とそれぞれが早くも次回登板を見据えていた。

 次戦の相手は近年、力をつけてきているチェコ。地力の差を考えればU-18代表の優位には違いないが、足元をすくわれることなく、日本らしい野球で4連勝を飾りたい。

侍ジャパンU-18代表 2015

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第27回 WBSC U-18 ベースボールワールドカップ

大会概要 チケット 放送予定

壮行試合

開催概要 チケット 放送予定
8月26日(水)18:00 侍ジャパンU-18(高校)代表 2 - 9 侍ジャパン大学代表
阪神甲子園球場

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