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試合レポート

スーパーラウンド・キューバ戦 球数制限を超過し大会ルールにより日本が敗戦

2022年9月3日

 9月3日、「第5回 WBSC U-15 ワールドカップ」(9月5日まで/メキシコ・エルモシージョ)のスーパーラウンドが行われ、侍ジャパンU-15代表はキューバと対戦したが、大会ルールの球数制限を超過し、日本は敗戦となった。

 前日のプエルトリコ戦で劇的な逆転サヨナラ勝ちを収め、今大会無敗を継続するキューバと対戦した日本は、今大会初登板の左腕・Y.VILLAVICENCIOの前に苦しめられる展開。
 2回は金本貫汰(関メディベースボール学院ヤング)がセンター前安打で出塁し、辻琉沙(滋賀野洲ボーイズ)の犠打で1死二塁とチャンスを作るが得点できず。3回には三者三振に斬って取られるなど、140km/hを超える速球に序盤は完璧に抑え込まれる。
 4回はこの回先頭の坂本慎太郎(取手リトルシニア)が出塁し、続く花嶋大和(千葉西リトルシニア)が打ち上げた打球はセカンドとライトの間に落ちる右前打に。ライトからの二塁送球もレフトに逸れてチャンスが広がったかに思えたが、花嶋が一塁ベースを大きく回っており慌てて一塁に戻るが間に合わず走塁死。2死二塁から辻が四球を選んで繋ぐが、後続が倒れてここでも先制点は奪えなかった。

 先発したサイドスロー右腕の辻は、低めへボールを集め打たせて取るピッチングでキューバ打線に得点を許さない。5回には1死からバントヒットに送球エラーが絡みピンチを招き、2死から安打でつながれ一、三塁となるが、内野ゴロに打ち取ってピンチを脱しスコアボードに0を並べ続ける。

 両投手の好投が続く中、その裏に日本が均衡を破る。
 この回先頭の蝦名翔人(青森山田リトルシニア)、菊池伊眞(青森山田リトルシニア)が連続四球で出塁し、相手先発が降板。2番手投手のけん制エラーで無死一、三塁とチャンスを広げ、1死を奪われるものの藤田一波(取手リトルシニア)が落差のある変化球に食らいつき、一・二塁間を破るタイムリー右前打を放って待望の先制点を挙げる。さらに2死一、三塁から一塁走者の藤田がスタートを切ると捕手は二塁へ送球。その間に三塁走者の菊池がホームを陥れ、ダブルスチールで2点目を奪った。
 日本の勢いは止まらずパスポールで2死二塁とすると、花嶋がセンター前へタイムリーを放って3対0とリードを広げた。

 辻は援護点をもらった直後の6回を三者凡退に抑え、最終7回のマウンドに上がった。先頭打者に四球を与え、犠打で1死二塁となるも次打者をライトフライに打ち取り2死。そして最後の打者を空振り三振に取ると、バッテリーは拳を握りしめ雄叫びを上げた。

 変則の辻は丁寧なピッチングでキューバ打線を翻弄し、4安打4奪三振3四球99球の内容。
 ところが今大会のルールでは球数制限があり、1試合で1投手が投球できるのは最大95球。打席中に95球の制限まで到達した場合はその打席の完了まで投球できる。しかし辻が2死を奪った際に既に96球に達しており、辻の続投が大会ルール違反となりWBSCは没収試合を決め、7対0でキューバの勝利、日本の敗戦となった。

 この敗戦で決勝進出、3位決定戦進出ともに後が無くなった日本。勝利が必須となる次戦は、4日7時(日本時間)からスーパーラウンド最終戦をプエルトリコと対戦する。

第5回 WBSC U-15 ワールドカップ

大会概要 出場選手

大会期間

2022年8月26日~9月4日

オープニングラウンド
8月28日(日)11:30 日本 4 - 0 パナマ
8月29日(月)11:30 日本 10 - 0 フランス
8月31日(水)11:30 コロンビア 4 - 7 日本

スーパーラウンド
9月1日(木)11:30 日本 12 - 6 アメリカ
9月2日(金)11:30 日本 4 - 6 チャイニーズ・タイペイ
9月3日(土)11:30 日本 0 - 7 キューバ
9月4日(日)7:00 日本 9 - 1 プエルトリコ

3位決定戦
9月5日(月)3:00 チャイニーズ・タイペイ 7 - 0 日本

※開始時刻は日本時間(メキシコ:時差-16時間)

開催地

メキシコ(エルモシージョ)

出場する国と地域

グループA
メキシコ、チャイニーズ・タイペイ、キューバ、チェコ
グループB
パナマ、日本、コロンビア、フランス
グループC
アメリカ、南アフリカ、ベネズエラ、プエルトリコ、グアム

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