7月12日(火)から開催される「第40回 日米大学野球選手権大会」。 大会に出場する侍ジャパン大学代表選手を紹介します。 今回は、吉田高彰選手(上武大学)です。
吉田 高彰(上武大学)
小学生の時に野球を始めてから捕手一筋。智辯学園高3年時には、岡本和真内野手(現巨人)らとともに春夏連続で甲子園に出場。「あんなにたくさんのお客さんがいる緊張感の中でプレーできたことは良い経験になりました」と話す一方で、「まったく打つことができませんでした」と、田嶋大樹投手(当時佐野日大高、現JR東日本)や岸潤一郎投手(当時明徳義塾高、現拓殖大)といった好投手を打てなかったことを悔やむ。
そして更なる成長を求め、奈良から群馬に活躍の場を移した上武大でも1年秋からレギュラーを獲得すると、2季連続で全国大会4強進出に貢献。
「昔から強かった」という肩を生かしたスローイングと落ち着きのある守備は誰もが認めるところであり、視察したスカウトが「上武大史上ナンバーワンの捕手だ」と唸るほど。
多くの経験を積むとともに、「谷口英規監督に出会えて良かったです。ダメなところはすぐに指摘してくれて直すことができるので」と感謝の気持ちとともに成長を続ける手応えを語る。
着々と名捕手への道を進み続ける吉田の次なる舞台は自身初の代表の舞台。メジャー予備軍の強力打線に対し「受ける投手全員の良さを引き出していきたいです」と、静かな口調ながらも芯のある受け答えに、強い決意が窺えた。
第40回 日米大学野球選手権大会
大会概要
出場選手
全日本大学野球連盟 公式サイト(外部サイト)
大会結果
第1戦 7月12日(火) 日本 2 - 1 アメリカ
第2戦 7月13日(水) アメリカ 0 - 1 日本
第3戦 7月15日(金) 日本 0 - 1 アメリカ
第4戦 7月16日(土) アメリカ 10 - 2 日本
第5戦 7月17日(日) 日本 5x - 4 アメリカ
大会期間
2016年7月12日~17日(※予備日7月18日)
会場
7月12日(火)、13日(水)ハードオフエコスタジアム新潟(新潟)
7月15日(金)明治神宮野球場(東京)
7月16日(土)、17日(日)草薙球場(静岡)
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