8月19日、「ラグザス presents WBSC女子野球ワールドカップ台南グループ2026」(8月23日から27日、台湾・台南市)に出場する侍ジャパン女子代表の直前合宿の2日目が千葉県市原市のJFE東日本犬成グラウンドで行われた。

この日は福元淳史(現ソフトバンクスカウト)らを輩出した市原リトルシニアの2年生中心のメンバーとの9イニング制(3、6、9回は無死一、二塁から始まるタイブレーク練習)で対戦。9対6で勝利を収めた。
その中で光ったのは中島梨紗監督から長打力と思いきりの良さを買われて4番に抜擢されている村田凪佐(埼玉西武ライオンズ・レディース)。両者無得点で迎えた6回無死満塁の場面で、センターオーバーの走者一掃三塁打という最高の結果を残し3点を先制。中島監督も「さすが侍ジャパンの4番という打撃でした」と称えた。
ZENKO BEAMSの監督としても村田と何度も対戦してきた中島監督は「ちょっと前まではこの1点だけ気をつければOKという選手だったのですが、いろんなボールに対応できるようになりましたし、気持ちが強くなりましたね」と成長を実感。村田自身も「長打か三振かだったのが、状況に応じた打撃ができるようになってきました」と手応えを掴んでいる。
また、西武で3年目を迎え「自分が引っ張っていかないといけないという気持ちを持って頑張っています」という自覚も成長を後押ししているようだ。中島監督は「初球からスイングにいけることが魅力ですし、ランナー三塁で小技ではなく外野へ犠牲フライを打てます」と期待しているだけに、世代交代が進んだ今回の代表で主軸に固まっていけば、チームとしては大きな戦力アップとなりそうだ。
さらに8回には髙橋愛(阪神タイガース Women)、9回には坂口英里(ZENKO BEAMS)と、村田と同じくW杯初出場となる選手たちにタイムリーが飛び出した。

投手陣も、前回大会ベストナインの清水美佑(読売ジャイアンツ)が3回1安打無失点6奪三振という出色の出来を見せ、その後も代表初選出の小原美南(サンブレイズ)、前回大会でも活躍した泰美勝(ZENKO BEAMS)がタイブレーク以外のイニングは無失点に抑え、順調な仕上がりを見せた。
20日は直前合宿最終日。全国的強豪の京葉ボーイズとJFE東日本犬成グラウンドで11時半から練習試合を行う予定となっている。
選手コメント
清水美佑(読売ジャイアンツ)
「強化合宿の時は調子が良くなかったのですが、そこから上げてくることができました。(3回6三振)今日はキャッチャーがストレートを信用して多めに投げさせてくれて、不安な割には通用して良かったです。(前回大会より)フォークがかなり良くなって、どの球種でも自信を持ってストライクを取れるようになっていますし、ストレートも強くなっています。W杯は何度も経験をしていますが、相手も回を重ねるごとに強くなっているので、毎回ビビりながらやっています(笑)」
村田凪佐(埼玉西武ライオンズ・レディース)
「お互い無得点の満塁で回ってきたので、自分に求められている打撃で一本出すことができて良かったです。(4番という大役)責任と自覚を持って、1つひとつの打席を大切に内容のあるものにしていこうと思っています。(W杯に向けて)チームの得点に繋がる打撃をしていきたいです」
























