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試合レポート

共同主将の英菜々子と只埜榛奈が要所で実力発揮 全勝でグループラウンドを終える

2026年8月27日

 8月27日、「ラグザス presents WBSC女子野球ワールドカップ台南グループ2026」(台湾・台南市)の最終日が行われ、この日のダブルヘッダー2戦目でチャイニーズ・タイペイと対戦。11対2と大勝し5連勝でこのラウンドを締めた。

 朝9時からの第1試合キューバ戦で、課題だった初回の攻撃を克服したが、この試合でも、いきなり3点を奪った。しかも2死走者無しから、坂口英里(ZENKO BEAMS)が安打と盗塁、4番の英菜々子(埼玉西武ライオンズ・レディース)が粘ってからの二塁打で先制。さらに星川あかり(阪神タイガース Women)と只埜榛奈(東海NEXUS)にもタイムリーが飛び出し、中島梨紗監督も「意味のある3点でした」と高く評価した。
 2回にも東ここあ(読売ジャイアンツ)と坂口の連打、英の死球からチャンスを作ると、星川のタイムリーや只埜のスクイズ、和田七海(エイジェック)のタイムリーで4点を追加した。

 3回には、1・2回と味方失策が出ても後続を冷静に抑えていた先発の小野寺佳奈(読売ジャイアンツ)が2本の長打を浴び、味方失策もあって2点を失うが、捕手の坂口が相手の二塁盗塁を刺してピンチを脱出。4回には星川のこの日3打点目のタイムリーや安達瑠(九州ハニーズ)の三塁打などで4点をダメ押した。
 最終5回(※)は前の回から登板していた泰美勝(ZENKO BEAMS)が圧巻の三者連続三振で締め試合終了。3失策など課題も残ったが、最終的には9点の差をつけた。
※雨天順延の影響でこのラウンドは全試合5イニング制で行われている

 中島監督は最終戦を「雰囲気も含めて良かったですね。全員が集中していましたし、良い点の取り方もできました」と振り返った一方で、「最後の方にまとまっていくのは、どの年の代表もそうなのですが、来年もそれでは乗り遅れてしまいます」と指摘。試合の強度や緊迫感がはるかに増す「ラグザス presents WBSC女子野球ワールドカップ Finals 2027」(アメリカ・ロックフォード)では、大会序盤、ひいては合宿時からそうしたものが求められてくると語った。

 全勝でこのラウンドを終えた侍ジャパンは28日に帰国。選手たちは所属チームに戻り、来年の代表選出と大会8連覇に向けて研鑽を積んでいく。

選手コメント

英菜々子(埼玉西武ライオンズ・レディース)

「自分のプレーだけでなく、チームとしてどういう姿で成長したいかということも視野に入れながらの大会でした。打撃であまり貢献できていなかったので今日は良かったです。強化合宿や直前合宿で課題にしていたところは、少しは改善できたのかなと思うので、視野広くいろんなところを見ていきたいです」

只埜榛奈(東海NEXUS)

「合宿を通して課題はいっぱいあったのですが、英と話しながら取り組むことができ、そういうところが雰囲気や勝敗に出たのかなと思います。チームとして今日はエラーが出てしまうなど、ファイナルステージでは1つのミスが勝敗を分けるところがあるので、チームに戻って各々で準備や意識をして臨みたいです」

小野寺佳奈(読売ジャイアンツ)

「(3年ぶりのW杯)楽しかったです。前回は初めてだったので記憶が無いくらいだったのですが、今回は少し気持ちに余裕を持って取り組むことができました。今日は、2回まで良かったのですが、長打を2本打たれているので課題はたくさんありますね。まだあと1年あるので、またメンバーに選んでいただけるように、代表のエースになるくらいの強い気持ちでやりたいです」

安達瑠(九州ハニーズ)

「(初めてのW杯)すごく楽しかったです。チームの雰囲気も良く、レベルも高かったので、この経験を持ち帰って、良かったことを伝えていきたいです。(ダメ押しの三塁打)3打席目までヒットも出ずに苦しかったですが、チームメイトにも声をかけてもらって、良い形で一本が出てすごく嬉しかったです。足が武器なので、ひとまわりもふたまわりもレベルを上げて代表に帰ってきたいです」

ラグザス presents WBSC女子野球ワールドカップ台南グループ2026

大会概要出場選手

大会期間

2026年8月23日~8月27日

8月23日(日)15:30 日本 (中止) フィリピン
8月24日(月)18:00 日本 (中止) フィリピン
8月25日(火)15:00 イギリス (中止) 日本
8月25日(火)23:00 日本 3 - 0 フィリピン
8月26日(水)13:00 イギリス 0 - 23 日本
8月26日(水)17:00 日本 4 - 0 ベネズエラ
8月27日(木)10:00 キューバ 0 - 13 日本
8月27日(木)18:00 日本 11 - 2 チャイニーズ・タイペイ
※開始時刻は日本時間(台湾:時差-1時間)

開催地

台湾(台南)

出場する国と地域

日本、ベネズエラ、チャイニーズ・タイペイ、キューバ、イギリス、フィリピン

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