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試合レポート

小栗明の好救援や三ツ井蓮の本塁打などで粘るもベネズエラに1点届かず4位で大会を終える

2023年8月6日

 8月6日、「第7回 WBSC U-12 ワールドカップ」(台湾・台南市)の最終日が行われ、侍ジャパンU-12代表は3位決定戦でベネズエラと対戦。オープニングラウンドで1対7と敗れた相手への雪辱を期して臨んだが8対9で敗れ、今大会を4位で終えた。

 今大会の選手たちの成長を象徴するような戦いでベネズエラと接戦を演じたがわずかに及ばなかった。
 先発のマウンドに上がったのは左腕の水野蒼介(武蔵府中リトルシニア)。前日も先発したが味方の大量得点により21球のみで降板したため、この日も大役を任された。しかし「外の球を狙われました」と肩を落とすように先頭打者に初球でライト前安打を許すと、続く打者の初球も狙われ、打球は右中間フェンスを超える2ラン本塁打に。わずか2球で2点を失った。
 それでも後続と2回表を抑えると、その裏に打線が反撃を開始。今大会好調の三ツ井蓮(松戸柏リトルリーグ)が左中間を破る二塁打を放つと、体調不良を経て昨日からスタメンに復帰していた鈴木新大(船橋リトルリーグ)が2死から右中間へタイムリーを放って1点を返す。さらに舩山大翔(東名古屋ボーイズ)のタイムリーと暴投でこの回3点を奪って一気に逆転に成功する。
 その後はシーソーゲームとなった。3回に2点を失うが、その裏に橘漣次(東久留米リトルシニア)が3試合連続となる3ラン本塁打を打って逆転に成功。開幕戦のメキシコ戦でノーヒットノーランを達成したウィリー・ロドリゲスから合計6点を奪った。
 さらに3回途中から救援のマウンドに上がっていた小栗明(岐阜東濃リトルリーグ)が快調に飛ばし、4回も2三振を含む無失点で抑えた。

 だがベネズエラの強力打線が猛威を震う。5回に小栗が2死から安打で走者を出すと、2ラン本塁打を浴びて同点。これで試合を振り出しに戻されると、6回に四球と安打で招いたピンチに踏ん張れず勝ち越しを許し、代わってマウンドに上がった舩山大翔(東名古屋ボーイズ)もダメ押しの2点タイムリーを許してしまった。
 それでもその裏に誰一人諦めなることなく立ち向かった。駒勇佑(湖南ビッグボーイズ)が安打で出塁すると、大会通じて三塁守備でも多大なる貢献をしていた三ツ井がセンターへの2ラン本塁打を放って1点差に迫った。
 さらに和田健吾(津ボーイズ)が安打で続いたが、代打・宮野瑛心(仙台育英学園秀光ボーイズ)は見逃し三振、鈴木新大は空振り三振に倒れて試合終了。必死に食らいついたが1点届かず、選手たちは悔し涙を流した。

 第2回大会(2013年)の3位、第5回大会(2019年)の2位に続くメダル獲得はならなかったが、最初の3試合で1勝2敗と「もう1つも負けられない」という状況に追い込まれてからの5連勝でメダル争いにまで浮上。開幕戦の雨天順延により9連戦となった中でも選手たちはタフに戦い抜いた。

監督・選手コメント

井端弘和監督

「先制されましたが追いついて逆転したのは素晴らしかったですね。諦めずに追い上げてくれたことは感謝です。3連勝したスーパーラウンドは選手たちに驚くほどでした。あれを初戦からやれていれば間違いなく世界一になれましたし、今日の3位決定戦に向けても選手たちの状態を上げきることができなかったのは僕の勉強不足。なんとか鼓舞できなかったかなと思いますが、9連戦の中で選手たちの体力が追いつかなかったのかもしれません。こういう舞台を経験できたこと、優勝を目指してできたことに価値があるので、彼らには一歩届かなかったこの経験を生かして、慢心することなく野球に取り組んでいって欲しいです」

舩山大翔(東名古屋ボーイズ)

「最後まで諦めずにプレーできました。本塁打は1本を打つことが目標でしたが4本も打つことができました。みんなが仲良くて面白い人もたくさんいるチームでした」

水野蒼介(武蔵府中リトルシニア)

「せっかくみんなが逆転してくれたのにすごく悔しいです。僕がしっかりゲームを作っていれば勝てた試合でした。今後は所属チームで自分が投げた試合は全部勝てるような投球をしていきたいです」

小栗明(岐阜東濃リトルリーグ)

「登板を言われた時は心配でしたが、マウンドに上がってからは絶対抑えてやるという気持ちでした。この経験を自チームにも伝えて今度は全国優勝をしたいです」

鈴木新大(船橋リトルリーグ)

「この大会でまだ打点を挙げられていなかったのでチームのために打てて良かったです。最後の打者になってしまいましたが、みんなの思いを背負って絶対打つんだという気持ちでした。今後はU-15代表、U-18代表にも選ばれる選手になって、いずれプロ野球で活躍したいです」

三ツ井蓮(松戸柏リトルリーグ)

「(本塁打を含む3安打)最後の試合なので絶対に笑って日本に帰るんだと思って打ちました。本塁打は駒が繋いでくれたので勢いづけようと思いました。(走攻守、投手で活躍)ミスもあり4位は残念でしたが日頃の努力を発揮できました。大舞台でたくさんのことを学びましたし、チーム一丸になることの大切さを学びました。U-15で次こそ世界一になって、いつかはプロ野球選手になって大谷翔平選手を超える一流の選手になりたいです」

第7回 WBSC U-12 ワールドカップ

大会概要 出場選手

大会期間

2023年7月28日~8月6日

オープニングラウンド
7月28日(金)12:00 日本 (雨天延期) メキシコ
7月29日(土)19:30 チャイニーズ・タイペイ 3 - 2 日本
7月30日(日)19:30 日本 16 - 0 ドイツ
7月31日(月)15:30 ベネズエラ 7 - 1 日本
8月1日(火)12:00 日本 15 - 0 オーストラリア
8月2日(水)12:00 日本 12 - 6 メキシコ
※開始時刻は日本時間(台湾:時差-1時間)

スーパーラウンド
8月3日(木)12:00 日本 7 - 4 韓国
8月4日(金)12:00 アメリカ 0 - 7 日本
8月5日(土)12:00 ドミニカ共和国 1 - 13 日本
※開始時刻は日本時間(台湾:時差-1時間)

3位決定戦
8月6日(日)15:30 日本 8 - 9 ベネズエラ
※開始時刻は日本時間(台湾:時差-1時間)

開催地

台湾(台南)

出場する国と地域

グループA
日本、メキシコ、チャイニーズ・タイペイ、ベネズエラ、オーストラリア、ドイツ
グループB
アメリカ、韓国、ドミニカ共和国、パナマ、チェコ、ニュージーランド

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