スーパーラウンド初戦はアメリカに快勝 先発・里綾実は1安打完封 | 女子 | 試合レポート | 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト

野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト

メニュー

日本語 English

試合レポート

スーパーラウンド初戦はアメリカに快勝 先発・里綾実は1安打完封

2018年8月29日

 侍ジャパン女子代表は8月28日(日本時間29日)、第8回WBSC 女子野球ワールドカップ(米国フロリダ)のスーパーラウンド第1戦でアメリカと対戦。3—0で快勝して、決勝進出に王手をかけた。

 先発したエースの里綾実投手(愛知ディオーネ)が7回2死まで無安打投球。大記録まであと1人という場面で中前打を許したものの、1安打完封で今大会2勝目を挙げた。

 24日のカナダ戦に先発した際には慣れないマウンドで右足が滑り、制球に苦労したが、この日は持ち前の制球力を発揮した。守備からリズムをつくることを意識して、ゴロの山を築く。初回と3回に死球を与えたが、いずれも次打者を併殺打に仕留めるなど、危なげない投球だった。

 一方、打線は序盤に得点を重ねた。初回、先頭の中田友実外野手(愛知ディオーネ)が左前打で出塁して二盗を決めると、2番の中田美羽内野手(アサヒトラスト)が送り、3番の三浦伊織外野手(京都フローラ)の左犠飛で先制した。2回には相手守備の乱れに2つのバントを絡めて2点を追加、優位に試合を進めた。

 スーパーラウンドはグループA、Bの上位3チーム、計6チームによるリーグ戦で、オープニングラウンドでの直接対戦の結果を持ち上がるシステム。日本はオープニングラウンドでの2勝に加え、この日の勝利で3勝0敗とした。29日試合で、同じく3勝0敗のチャイニーズ・タイペイに勝てば、決勝進出が決まる。

監督・選手コメント

橘田恵監督

「試合前には選手たちの間から“緊張している”という声が聞こえていましたが、先制点を取って、リラックスしてプレーしてくれました。ただ、中押しのもう1点が取れなかったので、よく話し合って、次に向けてやっていきたいです」

里綾実投手(愛知ディオーネ)

「(前回登板した)カナダ戦は慎重になり過ぎましたが、今日は初回から余裕がある時には攻めるボールを投げていきました。(無安打無得点を逃して)まだ未熟だと教えてもらったのかなと思います。1本打たれた後、相手に火がつくのが嫌だったので、次の打者をしっかり抑えようと集中しました」

船越千紘捕手(平成国際大)

「(7回2死まで無安打無得点には)全く気づいていませんでした。バッターに集中していたので。アメリカと対戦したことがないので怖さがあり、自分次第だと考えると昨夜はあまり眠れませんでした。里さんが投げ切ってくれたことが一番。自分の(リードの)幅も広がりました」

中田友実外野手(愛知ディオーネ)

「先頭が出たら流れが来るので、とにかく塁に出ることを考えています。後ろに打てるバッターが並んでいますし。今大会で一番緊張しましたが、初回に出塁できたことは大きかったですね」

第8回 WBSC 女子野球ワールドカップ

大会概要 出場選手

大会期間

2018年8月22日~8月31日

オープニングラウンド

8月22日(水)23:00 日本 8 - 0 ドミニカ共和国
8月23日(木)23:00 香港 0 - 23 日本
8月25日(土)7:00 日本 2 - 1 カナダ
8月26日(日)7:00 キューバ 1 - 4 日本
8月27日(月)7:00 日本 5 - 1 オーストラリア
※開始時刻は日本時間(フロリダ:時差-13時間)

スーパーラウンド

8月29日(水)7:00 日本 3 - 0 アメリカ
8月30日(木)2:00 日本 2 - 1 チャイニーズ・タイペイ
8月30日(木)22:00 日本 10 - 0 ベネズエラ
※開始時刻は日本時間(フロリダ:時差-13時間)

決勝

2018年9月1日(土)7:00 日本 6 - 0 チャイニーズ・タイペイ
※開始時刻は日本時間(フロリダ:時差-13時間)

開催地

アメリカ(フロリダ)

出場する国と地域

グループA
アメリカ、ベネズエラ、チャイニーズ・タイペイ、韓国、オランダ、プエルトリコ

グループB
日本、カナダ、オーストラリア、キューバ、香港、ドミニカ共和国

ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 日本 vs チェコ チケット一般販売開始
ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12

PARTNERS

DIAMOND PARTNERS

  • 日本通運
  • MUFG

OFFICIAL TITLE PARTNER

  • ラグザス株式会社

OFFICIAL PARTNERS

  • JTB
  • KONAMI
  • 興和株式会社
  • 花王 SUCCESS
  • JAPAN AIRLINES
  • コカ・コーラ

SUPPORTING PARTNERS

  • LAWSONticket
  • UNIQLO
  • mizuno