![前日のカナダ戦から5人を入れ替えて試合に臨んだ](/img/news/press/20160904_3_1-1.jpg)
![先発はメンバー20名中最年少の清水美佑(埼玉栄高3年)](/img/news/press/20160904_3_1-2.jpg)
![2回、7番で先発の平賀愛莉(平成国際大)がセンター前ヒットでチャンスを広げる](/img/news/press/20160904_3_1-3.jpg)
![2回、8番・船越千紘(平成国際大)の初球スクイズで先制](/img/news/press/20160904_3_1-4.jpg)
![先制点に沸くベンチ](/img/news/press/20160904_3_1-5.jpg)
韓国・釜山で開催中の「第7回WBSC女子野球ワールドカップ」2日目。前日のオープニングラウンドBグループ初戦でカナダを逆転で下した侍ジャパン女子代表は、9月4日(日)14時よりドリームパークメインスタジアムで、オランダとの第2戦に臨んだ。
この試合、打線はカナダ戦から9人中5人を入れ替え。そして先発投手はメンバー20名中最年少の清水美佑(埼玉栄高3年)。ヨーロッパの雄相手に大倉孝一監督は試合開始前から思い切ったベンチワークに出る。
その期待にまず応えたのが清水。降り続く雨にも全く動ぜずストレート主体の投球で初回を三者凡退で切り抜けると、2回表は先頭打者の安打を許すも併殺打で無失点。マウンド上で笑顔すら見せながらの力投は、侍ジャパン女子代表ベンチにも大いに活気を与える。
そんな清水に打線も応える。2回裏一死後、6番の長池玲美奈(MSH医療専門学校3年)の四球、7番・平賀愛莉(平成国際大3年)のセンター前ヒットでつかんだ一・三塁のチャンス。ここで8番・船越千紘(平成国際大2年)が初球スクイズで先制すると、敵失も絡んだ一死一・三塁から志村亜貴子(アサヒトラスト)も連続スクイズを成功させた。
さらに、この回はダブルスチールを仕掛けての悪送球や、2番・小島也弥(環太平洋大2年)のスクイズなどで計6点。侍ジャパン女子代表はカナダ戦逆転の要因ともなった持ち前の小技と足で揺さぶり、試合の流れを完全に掴んだ。
![3回、船越千紘(平成国際大)がレフト前へタイムリーを放つ](/img/news/press/20160904_3_2-4.jpg)
![清水美佑(埼玉栄高3年)は3回を1安打無失点の好投](/img/news/press/20160904_3_2-1.jpg)
![4回、2番手のマウンドには左腕・吉井萌美(アサヒトラスト)が上がった](/img/news/press/20160904_3_2-3.jpg)
![田中露朝(尚美学園大2年)が最後の打者から三振を奪い試合を締めた](/img/news/press/20160904_3_2-2.jpg)
侍ジャパン女子代表は3回裏にも船越と1番・六角彩子(侍)のタイムリー、3番・田口真奈(環太平洋大2年)の2点タイムリーで計4点を追加。以後も着々と点を重ねて4回で9安打12得点。投げても3回を無失点に抑えた清水に続き、4回表は左腕・吉井萌美(アサヒトラスト)が三者凡退、5回表は田中露朝(尚美学園大2年)が二死から失策と四球を与えるも、最後は三振で試合を締めた。
試合中に雨も上がり晴れ間も見える中、大きな拍手に包まれながら握手を交わし合う侍ジャパン女子代表とオランダ。12対0。侍ジャパン女子代表は5回コールドでスーパーラウンド進出を占めた事実以上に様々な収穫を手にして、9月5日(月)14時からドリームパークメインスタジアムで行われるインドとのオープニングラウンド最終戦に挑む。
第7回 WBSC 女子野球ワールドカップ
大会概要
第7回 WBSC 女子野球ワールドカップ 出場選手(2016年7月10日発表)
大会期間
2016年9月3日~11日
オープニングラウンド
9月3日(土)19:00 カナダ 2 - 8 日本
9月4日(日)14:00 日本 12 - 0 オランダ
9月5日(月)14:00 日本 18 - 0 インド
スーパーラウンド
9月7日(水) 14:00 ベネズエラ 2 - 7 日本
9月8日(木) 19:00 日本 10 - 0 チャイニーズ・タイペイ
9月9日(金) 19:00 日本 10 - 0 オーストラリア
9月10日(土)14:00 日本 6 - 0 韓国
決勝
9月11日(日)18:00 日本 10 - 0 カナダ
会場
韓国釜山広域市キジャン郡
侍ジャパン女子代表候補 マドンナジャパン座談会
【第1回】マドンナジャパンの注目3選手の素顔
【第2回】3選手がそれぞれに感じる女子野球界の変化を語る>
【第3回】マドンナを目指す全国の野球女子たちに伝えたいこと
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