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試合レポート

小池樹里の要所での3打点などでキューバを倒し3試合連続のコールド勝ち

2026年9月28日

 日本時間9月28日、「ラグザス presents WBSC U-15野球ワールドカップ2026」(メキシコ・メリダで日本時間10月5日まで)のオープニングラウンド第3戦が行われた。侍ジャパンU-15代表はキューバと対戦し11対1の5回コールド勝ちで3連勝を飾った。

 過去2回の優勝経験がある野球王国のキューバが相手だったが、初回から侍ジャパンが主導権を握る。相手投手の立ち上がりに対して、しっかりボールを見極め4四死球で先制に成功。だが2死となっており、1点で止まれば流れがどうなるか分からなかった。
 だが、ここで勝負強さを大森剛監督から買われて先発起用されている小池樹里(多摩川ボーイズ)が二遊間を破るセンター前安打を放って2点を追加。いきなり初回に3点を挙げた。
 その裏は先発の日下蓮志(宮城仙台東ボーイズ)が「先発が初めてで緊張がありました」と振り返るように先頭打者に四球を出してしまう。すると、続く打者に右中間を破る二塁打を打たれ、右翼手と中堅手が交錯している間に1点を返されてしまう。
 そこからもライト前安打、死球とピンチを広げる。それでも「室井良太トレーナーに教えてもらった深呼吸をしました」と振り返るように気持ちを落ち着かせて見逃し三振を奪うと、続く打者の当たりはファーストゴロ。これを、一塁手の山口裕海(多摩川ボーイズ)と遊撃手の三ツ井蓮(取手リトルシニア)が流れるような動きで捕球から送球へ繋げて併殺が完成。最少失点でピンチを切り抜けた。

 2回からは小技と大技、双方を絡めた攻撃で完全に侍ジャパンのペースとなった。
 2回は先頭の神山大地(SKポニー)が四球で出ると、盗塁と相手失策で三塁に進む。その後、2死となるが、成川蒼空(青森山田リトルシニア)が追い込まれてから、しぶとく二遊間へ運ぶ内野安打で追加点。さらに成川が二盗、三盗を決めると、好調続く和田健吾(東海中央ボーイズ)のレフト前へのタイムリーで生還した。
 4回には成川の安打などで作ったチャンスで相手失策、和田のセンター前安打で2点を追加。山口もセンター前安打でチャンスを広げ、一気に試合を決めたい場面となった。
 しかし、三塁走者の和田が牽制死。嫌な流れになりかけたが、ここで小池が左中間へタイムリー。またしても要所で大仕事を果たした。
 5回も井端巧(多摩川ボーイズ)の安打と盗塁、成川が追い込まれても落ち着いて選んだ四球でチャンスを作ると、関蓮太郎(多摩川ボーイズ)の犠牲フライと和田のタイムリー、山口もライト前へタイムリーを放ち11点目を挙げた。

 投手陣も2回以降は日下、原悠翔(多摩川ボーイズ)、黒田蒼介(世田谷西リトルシニア)が無失点に抑え、キューバに反撃を許さずに大会規定である「5回10点差以上」のコールドゲームが3試合連続で成立。各グループ上位3チームが進むスーパーラウンド進出に大きく近づいた。

 次戦はドミニカ共和国にもサヨナラ勝ちを収めるなど無敗をキープしているメキシコと日本時間29日朝10時半から戦う。完全アウェーの雰囲気かつナイター(現地時間19時半開始)と慣れない環境にはなるが、大森監督の求める対応力で4連勝を決めたい。

監督・選手コメント

大森剛監督

「大会前は打線を心配していましたが徐々に調子が上がってきました。初回が鍵の中、勝負強い小池が打ってくれました。日下も2回は本来の投球で良い球を投げていました。メキシコは投手力が高い。最少失点に抑えて小技・大技絡めて勝てればと思います」

小池樹里(多摩川ボーイズ)

「(初回のタイムリー)ここまでの試合でヒットが打てていなかったので、チームとしても自分としても大きな一本でした。(4回のタイムリーは)ミスは野球に付きもの。それをカバーできるのが強いチームだと思います。(今後に向けて)相手投手のレベルもどんどん上がってきますが、ストレートを強く弾き返すことを意識していきたいです」

ラグザス presents WBSC U-15野球ワールドカップ2026

大会概要  出場選手

大会期間

2026年9月26日~10月5日
オープニングラウンド(グループA)
9月26日(土)1:30 南アフリカ 0 - 16 日本
9月27日(日)7:00 日本 10 - 0 ドイツ
9月28日(月)4:00 キューバ 1 - 11 日本
9月29日(火)10:30 日本 - メキシコ
9月30日(水)6:00 日本 - ドミニカ共和国
※開始時刻は日本時間、メキシコ(メリダ):時差-15時間
スーパーラウンド
10月2日(金)~10月4日(日)
3位決定戦・決勝
10月5日(月)

開催地

メキシコ(メリダ)

出場する国と地域

グループA
日本、メキシコ、ドミニカ共和国、キューバ、ドイツ、南アフリカ
グループB
チャイニーズ・タイペイ、アメリカ、ベネズエラ、オーストラリア、ニカラグア、チェコ

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