6月27日、「第12回 BFA U12アジア選手権」(8月9日~15日、中国・杭州市)に出場する侍ジャパンU-12代表の二次選考合宿1日目が、東京都町田市の桜美林大学野球部の施設で行われた。代表入りを目指す選手たちが集結し、限られた代表枠を懸けた熾烈なアピール合戦が幕を開けた。

今回の代表資格は、公益財団法人全日本軟式野球連盟に登録している学童チームに所属し、日本国籍を有する2014年1月1日から2015年12月31日生まれの選手たち。4月に実施された「デジタルチャレンジ」の動画選考を突破した精鋭たちが、最終選考の舞台に集まった。
初日はあいにくの悪天候となり、練習は室内練習場で実施。選考会のスタートセレモニーでは桑田真澄監督が選手たちに向けて、「普段通りのプレーをしてください。私たちもミスを見るのではなく、良いところを見て評価していきたい」と呼び掛け、失敗を恐れず持ち味を発揮するようエールを送った。
ウォーミングアップを終えると、キャッチボール、内野ノック、外野ノック(手投げによる背走捕球)、手投げによる打撃練習2か所とマシンによるカーブ打撃1か所、20メートル走、投球チェック、シートノックと約3時間にわたってメニューを消化。選手たちは一つひとつのプレーで持ち味をアピールしようと、最後まで全力でプレーを続けた。
20メートル走では3秒30を記録する選手も現れ、全国から集まった選手たちの身体能力の高さを印象付けた。

ブルペンでは、小学生離れした力強いストレートを投げ込む投手が現れ、会場の空気が一変。捕手のミットに鋭い音が響き渡り、投手陣のレベルの高さを印象付けた。
打撃練習では、手投げとマシンによるカーブ打ちの両方が行われ、選手たちは対応力やスイングの力強さをアピール。守備では内外野ともに軽快なフットワークや正確な送球を披露し、それぞれが代表入りへ向けて持ち味を存分に発揮した。
練習終了後、桑田監督は初日の様子を振り返り、「最初は緊張していたと思います。徐々に本来の動きができてきて、楽しく3時間練習ができたんじゃないのかなと思います」とコメント。時間の経過とともに緊張がほぐれ、本来の実力を発揮していく選手たちの姿に手応えを感じていた。
また、選手たちへ向けて「時間厳守、ルール厳守」と呼び掛け、代表選手として技術だけでなく規律や人間性も重視する姿勢を示した。
二次選考合宿は28日も行われ、8月に中国・杭州市で開催される「第12回 BFA U12アジア選手権」に出場する侍ジャパンU-12代表18選手が決定する。夢の舞台への切符を懸け、小学生球児たちの熱戦は最終日へと続いていく。



























