8月11日、「第12回 BFA U12アジア選手権」(8月15日まで中国・杭州市)のオープニングラウンド第2戦が行われ、侍ジャパンU-12代表はパキスタンに31対0の4回コールド勝ち。これで2連勝となった。

試合は序盤から侍ジャパンが圧倒した。先頭の石井裕翔(都賀の台レッドウィングス)が左中間への三塁打で出塁すると、その後は高橋琥尚(丸亀城南軟式野球スポーツ少年団)と石井陸翔(都賀の台レッドウィングス)の連続三塁打などで5点を獲得。2回には徳永或飛(松尾クラブ)の三塁強襲の二塁打と堤三蔵(東海ライダース)のレフトフェンスを越える本塁打などで再び5点。以降も得点を重ねて合計31点を奪った。
ワンサイドの試合ではあったが、桑田真澄監督のもと大切にしてきた標語の『BCR(バランス・チャレンジ・リスペクト)』のうちのリスペクトを欠かさずに丁寧にプレー。投手陣も3回まで大野湊助(柏ホエールズ)、伊藤龍成(ASAI KIDS☆UNITED)、古垣佑規(紀見少年スポーツクラブ)が無失点に抑えた。
そして4回、チームにとって待望の存在がマウンドへ。桑田監督が「チームNo.1のコントロール」と評する右腕の上間雄喜(那覇前島ゼブラ)が初登板。数週間前に左手の親指を骨折するアクシデントに見舞われ、直前合宿でも代走のみの起用だった。
それでもリハビリに努め、この日チームドクターのGOサインも出たため、桑田監督は4番手に起用。「バランス良くクセのないフォームでキレも素晴らしいんです」とも言う桑田監督の期待に応えるかのように、伸びのあるストレートを続けて三者凡退で試合を締めた。
上間は「久しぶりの投球が嬉しくて、絶対に無失点に抑えようと思いました」と気合いを入れてマウンドに上がったことを振り返り、「ずっと僕のためにテーピングを巻いてもらっていたので活躍したいです」と感謝を込めて意気込んだ。桑田監督も「ピンチや接戦では彼の力が必要になる」というだけに、上間自身にとっても、チームにとっても大きな復帰となった。
15選手全員が戦線に揃い、団結力も増していく侍ジャパン。オープニングラウンド最終戦は日本時間12日19時半から開催国の中国と対戦する予定となっている。
監督・選手コメント
桑田真澄監督
「ワンサイドの試合だったので明日までに気持ちを引き締めていきたいです。まだ小学生なので何回も言う必要はありましたが、僕自身もそうでしたので根気強く、粘り強く指導していきます」
大和田与喜(八郷西野球少年団)
「(2試合続けてクリーンヒット)でも、まだそこまで調子が良い感じはしません。国際大会は他国の野球や文化を体感できて面白いです。チームの雰囲気もだいぶ良く、団結もどんどん強まっているので優勝したいです」
第12回 BFA U12アジア選手権
大会期間
2026年8月9日~8月15日
オープニングラウンド(グループA)
8月9日(日)10:30 日本 (延期) フィリピン
8月10日(月)14:30 日本 11 - 1 フィリピン
8月11日(火)13:30 パキスタン 0 - 31 日本
8月12日(水)19:30 日本 - 中国
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)
スーパーラウンド
8月13日(木)~8月14日(金)
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)
3位決定戦・決勝
8月15日(土)16:30 3位決定戦
8月15日(土)19:30 決勝
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)
開催地
中国(杭州市)
出場する国と地域
グループA
日本、フィリピン、中国、パキスタン
グループB
チャイニーズ・タイペイ、韓国、香港、タイ
























