課題を残しながらも序盤の猛攻で韓国に6回コールド勝ち | 女子 | 試合レポート | 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト

野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト

メニュー

日本語 English

試合レポート

課題を残しながらも序盤の猛攻で韓国に6回コールド勝ち

2025年10月28日

 10月28日、「第4回 BFA 女子野球アジアカップ」(10月26日~11月2日まで中国・杭州)の大会3日目が行われた。4連覇を目指す侍ジャパン女子代表はオープニングラウンド(グループB)第3戦で韓国と対戦。13対2の6回コールドで大勝したが課題も残した。

 試合の鍵は序盤だった。1回表、今大会初めて1番に起用された漢人茉彩(福井工業大)がライト前安打と盗塁で二塁に進むと、畑中ゆりあ(大阪体育大)がサード前へ絶妙なセーフティーバントを決めて無死一、三塁のチャンスを作る。続く木村睦実(大阪体育大)が四球を選んで満塁とすると、2試合連続で4番を任された金田涼々(平成国際大)がセンター前にタイムリーを放って先制。続く小川舞(新潟医療福祉大)はセンター頭上を越える三塁打を放って走者一掃。鈴木はな(東海大)もライト前にタイムリーを放ち、初回から5点を奪った。

 だがそこからはあまり良い試合内容ではなかった。2回には畑中の三塁打と木村のスクイズで1点を奪うが、その後は相手の四死球や失策に助けられた得点が多く、2回以降のタイムリーは花本穂乃佳(日本大国際関係学部)の内野安打のみ。
 守っても2点にこそ抑えたが2失策や4四死球が出るなど課題が残った。

 試合を終えて中島梨紗監督は「初回は良い形で5点を取れたのは良かったのですが、その後は攻めきれませんでしたし、投手陣も四死球やボール先行でリズムが悪いところがありました」と苦い表情。3連勝はできているが、今大会のライバルになるチャイニーズ・タイペイとの戦いが今後に控えている。「勝てるだろうと思ってしまっていると思いますが、レベルが全然違うので、そこでミスが出ていては勝てません。選手一人ひとりがもっと真剣にやっていかないといけません」と語った。
 そうしたこともあり夜のチャイニーズ・タイペイ戦には首脳陣だけでなく希望した選手にも視察することを提案。レベルを生で実感させた。

 29日は、5チームずつでオープニングラウンドを行っているため、侍ジャパンは休養日。次戦となるオープニングラウンド第4戦は、蕭山瓜瀝棒球場で日本時間30日16時からインドネシアと戦う。

選手コメント

畑中ゆりあ(大阪体育大)

「(初回に絶妙なセーフティーバント)先頭の(漢人)茉彩が出てくれたので、繋ぐ打撃を意識して打席に立ちました。戦術(の遂行)は大事になるのでバントは中国へ入る前に練習してきました。(2打席目の三塁打)球が速いという共有がチームであったので、重い球に負けないよう振り抜きました。(チームとして)フライアウトが多いので、ミスを誘える打球をチーム全員で意識していきたいです」

上舘美乃(仙台大)

「(4回2安打2失点3四死球)まずは勝てて良かったです。4回に2点を失ってしまいましたが、学びとして切り替えていきたいです。丁寧に行きすぎてボール先行になってしまったので自分のストレートに自信を持って投げていきたいです」

近藤優羽(尚美学園大)

「(2回1安打無失点1四球)ここのところコントロールが良くなく、フォームが前に突っ込んでしまっていたので、(軸足の)右足に力を溜めるよう意識しました。ラストバッターに自分のストレートをしっかり腕を振って投げきれたので、これを継続していきたいです」

第4回 BFA 女子野球アジアカップ

大会概要 出場選手

大会期間

2025年10月26日~11月2日

オープニングラウンド(グループB)
10月26日(日)10:00 スリランカ 0 - 31 日本
10月27日(月)16:00 日本 15 - 0 フィリピン
10月28日(火)16:00 韓国 2 - 13 日本
10月30日(木)16:00 日本 - インドネシア
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)

スーパーラウンド
10月31日~11月1日
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)

決勝・3位決定戦
11月2日
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)

開催地

中国(杭州)

出場する国と地域

グループA
チャイニーズ・タイペイ、香港、中国、インド、タイ
グループB
日本、韓国、フィリピン、インドネシア、スリランカ

ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs 韓国 チケット好評発売中
侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs 韓国 代表選手名・背番号入りユニホーム 受注販売開始!

PARTNERS

DIAMOND PARTNERS

  • 日本通運
  • MUFG

OFFICIAL TITLE PARTNER

  • ラグザス株式会社

OFFICIAL PARTNERS

  • JTB
  • KONAMI
  • 興和株式会社
  • 花王 SUCCESS
  • JAPAN AIRLINES
  • コカ・コーラ

SUPPORTING PARTNERS

  • LAWSONticket
  • UNIQLO
  • mizuno