10月22日、第4回 BFA 女子野球アジアカップ(10月26日~11月2日まで中国・杭州)に出場する侍ジャパン女子代表の直前合宿の2日目が行われた。







この日は千葉県佐倉市の長嶋茂雄記念岩名球場(岩名運動公園内)で19時から中学硬式野球の強豪・京葉ボーイズと対戦する予定だったが、降り続く雨により練習も含めて中止に。そんな中、千葉ロッテマリーンズの厚意により、ZOZOマリンスタジアム横にある屋内練習場を借りることができ、19時すぎから90分強の練習を行うことができた。
音楽をかけてのノリの良いアップから始まり、キャッチボールや挟殺プレーの練習、ノックやバッティングなど、少ない時間の中で密度の高い練習をすることができた。
練習を終えて中島梨紗監督は「急遽でしたが、この場を貸してくださったことで、各チームの細かいルールを統一することなどができて良かったです」と振り返った。選手たちにも、様々な人が動いてくれたからこそできた練習に対し、感謝の気持ちを持つことの大切さをあらためて説いた。







直前合宿最終日となる23日は14時から(14時半開始予定から変更)長嶋茂雄記念岩名球場でエイジェックと対戦。今月行われた全日本女子硬式野球選手権を3年ぶり3回目の優勝を果たした強豪が相手だ。それでも中島監督は「栃木からわざわざ来てくださりますし、トップレベルのチームを相手に、勝ちにこだわって戦いたいです」と明言。強豪相手に真っ向からぶつかることで、多くの学びを得たい考えだ(練習試合は7イニングに加えて、2イニングの延長タイブレーク練習を行う)。
選手コメント
山本一花(大阪体育大)※共同主将
「ミーティングでも中島監督からお話があったように、こうしてグラウンドを手配、用意していただいたことは当たり前じゃないと思うので感謝したいです。(コミュニケーションを多く取る姿が印象的だが)捕手として初めて組む投手もいるので、全員と話すようにしていて、会話などで感覚を詰めていきたいと思っています。(明日は)勝ちにこだわって全員で戦っていきたいです」
第4回 BFA 女子野球アジアカップ
大会期間
2025年10月26日~11月2日
オープニングラウンド(グループB)
10月26日(日)10:00 スリランカ - 日本
10月27日(月)16:00 日本 - フィリピン
10月28日(火)16:00 韓国 - 日本
10月30日(木)16:00 日本 - インドネシア
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)
スーパーラウンド
10月31日~11月1日
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)
決勝・3位決定戦
11月2日
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)
開催地
中国(杭州)
出場する国と地域
グループA
チャイニーズ・タイペイ、香港、中国、インド、タイ
グループB
日本、韓国、フィリピン、インドネシア、スリランカ