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初の実戦を行い漢人茉彩のタイムリーや金田涼々の長打で大勝

2025年9月27日

 9月27日、第4回 BFA 女子野球アジアカップ(10月26日~11月1日まで中国・杭州)に出場する侍ジャパン女子代表の強化合宿2日目が行われた。
 この日は栃木県栃木市のエイジェックさくら球場(大平運動公園野球場)で来日中のオーストラリアエリートチームとの合同練習や練習試合を実施した。

 午前中の練習では「投手や守備からというのはブレずにやっていきたい」(中島梨紗監督)と投内連係に時間を多く割いた。また、アップの時点から、オーストラリアエリートチームの選手たちや、全日本女子野球連盟の支援プログラムで来日中のコスタリカ人選手1名も加わり、ハツラツと動き、積極的にコミュニケーションを交わした。
 午後には代表結成後初となる練習試合を変則ルールで実施。初回から日野美羽(日本大国際関係学部)のチーム初安打などでチャンスを作ると、相手の暴投や失策、押し出しで3点を先制。なおも続くチャンスで漢人茉彩(福井工業大)が一、二塁間を破るチーム初タイムリーで2点を追加。いきなり5点を奪った。2回にもスクイズや内野ゴロの間に2点を追加した。
 3回は両チームとも延長タイブレークを想定した無死一、二塁からの攻撃。2回まで無失点に抑えていた上館美乃(仙台大)が4点を失ったものの、その裏に木村睦実(大阪体育大)のタイムリーなどで2点を追加した。
 さらに4回と5回を佐藤美咲(IPU環太平洋大)が無失点に抑えると、5回裏には山本一花(大阪体育大)の走者一掃のタイムリーや金田涼々(平成国際大)のこの日2本目の三塁打などで11点を加え、20点目を奪ったところで打ち切り。
 6回以降は表と裏どちらも侍ジャパンがバッテリーを組み全投手が登板した。

 中島監督は初の実戦を終え「これができる、これができないということが分かって良かったです」と振り返り、課題としては「自チームではやらない選手が多いんだなという印象でした」とバントの精度を挙げた。「そこができないと難しいということも伝えていきたいです」と、来年以降のワールドカップも見据え、妥協なく求めていく方針を示した。
 また、大学生20選手のみで構成され、全員が初代表ということもあって「(経験者が多くいた)前回と違ってスタートの段階は遅れています」と、チーム作りのスピードを上げていきたい意向も語った。

 強化合宿最終日となる28日は、栃木市のエイジェックさくら球場(大平運動公園野球場)でオーストラリアエリートチームとの合同練習が9時から、練習試合が11時から行われる予定となっている。

選手コメント

漢人茉彩(福井工業大)

「初回は点がさらに欲しい場面だったので、初球から狙いにいきました。(国内の投手よりも)球に威力があったので、早めに準備をしてタイミングを取りました。選ばれただけで満足することなく、チームが勝つことを第一に考えてプレーしていきます」

金田涼々(平成国際大)

「昨日のミーティングで出口彩香コーチから“欲を捨てるように”という話があったので、さらに献身的になろうと思ったことが打撃の良い結果に繋がりました。国際交流は、言葉は分からないですが、ラフな雰囲気でコミュニケーションが取れていて楽しんでいます」

佐藤美咲(IPU環太平洋大)

「責任ある立場。選考で漏れてしまった人の分までと思ってプレーしています。(2回無失点には抑えたが)上手く投げられず、甘いところは打たれてしまったのでコントロールを磨いていかないといけません。コントロールを重視しながら強い球を投げ切れるようにしていきたいです」

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