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井端弘和監督率いるU-15代表が始動 東海大相模高との練習試合に向けて積極的な姿勢を求める

2025年8月12日

 8月12日、「第12回 BFA U15アジア選手権」(台湾・台南市で8月17日から23日)に出場する侍ジャパンU-15代表の直前合宿が始まった。初練習は雨の中、日本体育大健志台キャンパス野球場で行われた。

 14時から宿泊先のホテルで行われた結団式。昨年に続き指揮を執る井端弘和監督は「選ばれた責任を持って行動しましょう。怪我なく元気良くやっていきましょう」と選手たちに話した。加えて、13日に東海大相模高(10時半から専修大野球場)、14日に横浜隼人高(10時半から綾瀬スポーツ公園第一野球場)と対戦する練習試合についても触れ「高野連のご厚意で、高校生と今やれることは貴重。相手も3年生を含めた万全の準備をしてくれているので感謝の気持ちを持って戦いましょう」と呼びかけた。
 主将については4人が挙手し選手たちで話し合いが行われた。その結果、昨年のU-15代表で唯一2年生として選出され、中心選手としてU-15ワールドカップ初優勝に貢献した丹羽裕聖(愛知尾州ボーイズ)に決定。井端監督とその後の記者会見に出席した。

 記者会見では井端監督がこれまでのU-12代表やU-15代表監督で続けてきた、バントをほぼしない方針の継続を明かした。また、「今回でジュニア世代の監督は4回目。今年こそは全員がヒットを打って帰りたいです」と全勝優勝とともに目標を挙げ、「この世代みんなの目標となるようなチームにしたいです」と理想を掲げた。丹羽は昨年の経験を活かし「初球から振りに行く勇気を持っていきたい」と積極的な姿勢を誓った。

 初練習は17時から行われたが、練習を開始してからまもなく本降りの雨が降り始めた。それでも井端監督は「台湾は雨が多いですし、これくらいの雨なら試合は続きますから」と練習を続行。また、この世代ではナイターでの練習や試合に慣れていない選手も多いため、井端監督自らノックバットを握り、高々としたフライを打ち上げるなど精力的に動いて、選手たちに適応を求めた。
 そして、13日の東海大相模高は神奈川大会を準優勝した今夏のメンバーが3年生を含め多く出場するとあって、「高校に入る前に高校の一線級のレベルを知ることができることは、今後の野球人生に大きな影響しかありません」と、あらためて感謝の気持ちを示した。格上の相手と戦う選手たちについては「当然勝ちには行きたいですが、倒れるなら後ろ向きに倒れるのではなく前向きに倒れて欲しい。打てるボールはどんどん積極的に打って、何か掴んで帰ってきて欲しいですね」と果敢に臨む姿を期待。昨年は全国4強の中央学院高やプロ注目投手擁する専修大松戸高から丹羽が初球から振りに行く姿勢を見せて信頼を勝ち取った。それだけに「今年もそういう選手が出てきて欲しいです」と望んだ。

 強豪校の高校生を相手にどんな姿勢で戦い、どんな収穫を掴むのか。それがアジア選手権優勝に向けても、大きな鍵となりそうだ。

選手コメント

丹羽裕聖(愛知尾州ボーイズ)

「ナイターは苦ではないですが、雨の中の人工芝は打球が速くなるので、しっかり準備して対処したいです。(主将に立候補した理由)もともとやろうと思っていました。去年の経験を活かすこともそうですし、今後に役立つかなと思いました。(4人が立候補した中で)周りから勧めてもらいました。今日の初練習は、所属チームでも主将をしているので、同じようにやりました」

第12回 BFA U15アジア選手権

大会概要出場選手

大会期間

2025年8月17日~8月23日

オープニングラウンド(グループB)
8月17日(日)14:30 日本 - 香港
8月18日(月)14:30 スリランカ - 日本
8月19日(火)14:30 日本 - フィリピン

スーパーラウンド
8月21日(木)~8月22日(金)

決勝・3位決定戦
8月23日(土)

開催地

台湾(台南)

出場する国と地域

グループA
チャイニーズ・タイペイ、韓国、タイ、パキスタン

グループB
日本、フィリピン、香港、スリランカ

侍ジャパンU-18壮行試合 高校日本代表 対 大学日本代表/沖縄県高校選抜 7/5
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