9月8日、「第14回 BFA U18アジア野球選手権」(台湾・台南市で9月13日まで)のオープニングラウンド第2戦が行われた。3大会ぶり7回目の優勝を目指す侍ジャパンU-18代表はスリランカと対戦し27対0の4回コールド勝ちで大勝。2連勝でスーパーラウンド進出を決めた。

この日の試合前には、山本秀明団長(日本高等学校野球連盟副会長)がスリランカの野球を含めた事情などを説明。恵まれた競技環境に無いスリランカとは大きな実力差があったが、選手たちは背景を理解し、敬意を持って試合に臨んだ。
試合は初回から侍ジャパンが猛攻。無死から井口瑛太(関東第一)の三塁打、萬谷堅心(花巻東)のセンター前安打ですぐさま先制すると、小野舜友(横浜)もライト前安打を放ってチャンスを拡大。ここで4番を任された梶山侑孜(神村学園)が右中間を深々と破る打球を放つとダイヤモンドを1周。3点を追加するランニング本塁打となった。
その後も猛攻は続き、初回から12安打で15点を挙げた。2回には川上慧(横浜)のタイムリーなどで4点、3回には梶山のタイムリーや杉本将吾(近江)のランニング本塁打で6点。4回には角谷哲人(智辯学園)のタイムリーなどで2点をダメ押し。
投げても、投打二刀流の福島陽奈汰(東海大熊本星翔) と池田聖摩(横浜) が1イニングずつを無失点に抑えて試合を作ると、3回は小林鉄三郎(横浜)、4回は杉本真滉(智辯学園)が抑え、完封リレーを完成させた。
スリランカも最後まで全力でプレー。2回に中堅手が一塁走者を三塁で刺し、4回には1番打者がセーフティーバントで初安打をもぎとるなどして、スタンドからは温かい拍手が送られた。
試合を終え梶山はスリランカについて「諦めずにプレーしていましたし、球際の姿勢など大事なので見習いたいです」と振り返り、「野球は素晴らしいスポーツなので、みんなにやって欲しいと思います」と、視野広く語った。
自身の打撃については「緩い球に対して引きつけて、低い打球を徹底しようと言われていたので、チーム全体でそれができました」と語った。また、「メチャクチャいい人なのでメチャクチャ楽しい」という同部屋の池田や、「今日はやったことのないセンターの守備だったので、たくさん教わりました」という石田雄星(健大高崎)を中心に、親交が深まっていることを明かし、心身ともに充実。今後に向けても「個人としてもチームとしてもレベルアップしていけたらなと思っています」と謙虚に話した。

連勝を果たした侍ジャパン。同じグループの香港が同時刻から始まったフィリピンとの試合に敗れ、スリランカとともに2敗目を喫したため、2連勝の侍ジャパンとフィリピンがスーパーラウンド進出を決めた。
オープニングラウンド最終戦はフィリピンと9日の日本時間14時半から対戦。オープニングラウンド同グループとの対戦成績はスーパーラウンドに持ち越すため、優勝争いに向けて重要な一戦となる。
監督コメント
岡田龍生監督
「昨日と同じようにセンター中心に打ってくれていました。日本の高校野球の良さをアジアに発信していこうという話も事前にしているので、きっちりプレーしてくれています。(前日は走塁の課題を指摘したが)前の試合で挙げた課題は、次の試合には修正してくれる子たちですね。みんなそれぞれ意識が高いですし、みんな貪欲です」
第14回 BFA U18アジア選手権
大会期間
2026年9月7日(月)~9月13日(日)
オープニングラウンド(グループA)
9月7日(月)14:30 日本 18 - 0 香港
9月8日(火)14:30 スリランカ 0 - 27 日本
9月9日(水)14:30 日本 - フィリピン
スーパーラウンド
9月11日(金)~9月12日(土)
3位決定戦・決勝
9月13日(日)
開催地
台湾(台北)
出場する国と地域
グループA
日本、フィリピン、香港、スリランカ
グループB
韓国、チャイニーズ・タイペイ、シンガポール、タイ






















