2月23日、『ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026 宮崎』の第2戦がひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われ、昨年の日本シリーズ覇者であるソフトバンクと前日に続いて対戦。この日は0対4の2安打完封負けを喫したが、投手陣の好投など収穫の多い試合となった。

井端弘和監督が試合後に収穫を問われて真っ先に挙げたのは投手陣だ。失点は北山亘基(日本ハム)が併殺崩れの間に失った1点のみ(残り3失点はサポートメンバーの投手によるもの)。
2回無失点の隅田知一郎(西武)には「良い時のチェンジアップの抜けになってきたと思います」と評し、前日が雨天コールドになった影響で行われた特別練習で1回ずつを無失点に抑えた松本裕樹(ソフトバンク)と藤平尚真(楽天)についても「松本投手はすごく余裕を感じましたし、藤平投手のフォークもさすがの落ちで、ストレートのキレも非常に良かったですね」と称えた。
この2試合は、MLBの審判が球審を務めた中で投球ができたことも収穫材料だ。アドバイザーとして今回のキャンプに参加しているダルビッシュ有(パドレス)も「(球審の)人それぞれにクセはありますが、それはヒートマップ(審判個々のストライクゾーンの傾向を示した分布図)を見れば大丈夫だと思います」と話した。
井端監督も「アナリストからは、日本の審判より比較的高めは(ストライクを)取って、低めは取らない傾向があるとは伝えられているので高めをどう使うかだと思います」とデータを収集した上で対策は講じていること明かした。
加えて、「(審判個々のヒートマップはあるので)それは今日も見ながら傾向は見ました。(選手が感じる)感覚はそれぞれ。捕手が一番分かっているので、(その情報や共有を)有効に使えばいいと思います」と選手の感覚にも委ね、「1イニングでも早く把握する必要はあります」と対応の重要性を語った。
ピッチクロックのバイオレーション(違反)を取られた選手も攻守でそれぞれいた。だが、佐藤輝明(阪神)の場合について井端監督は「前日に感覚を掴んで、(クロックを)見ないで行ってみますと言っていて、いつも通りのことをしたら取られたみたいです」と笑い、「まだ(本番までに)打席もありますし、試していけばいい」と前向きに捉えていた。

前日の雨天コールドこそあったものの、ソフトバンク側の理解もあり、投手も全員が予定通りのイニング数を投げることができた。登板の無かった大勢(巨人)と種市篤暉(ロッテ)についても「(調整の)ペースが早かったのでペースを落としただけ。次の名古屋では登板予定になっています」と話すように、状態に不安はないようだ。
また、第2戦ではカーター・スチュワート・ジュニアやアレクサンダー・アルメンタといった外国人投手とも対戦ができ、充実した2試合となった。
24日は侍ジャパン宮崎春季キャンプ2026の最終日。午前中で練習を打ち上げ、『ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026 名古屋』(2月27日、28日19時からバンテリンドーム ナゴヤ)に向けて愛知県へ移動する予定となっている。
選手コメント
隅田知一郎(西武)
「初めての対外試合で強いボールを投げることができました。走者は背負わないに越したことはありませんが、背負えて良い経験なりました。(ピッチクロックは)ボールを長く持ったり、交換したり、工夫ができました。持ち味の落ちる球でも三振を奪うことができて良かったです」
髙橋宏斗(中日)
「(中堅手の)牧原さんの守備に助けられました。良い球・悪い球ありましたが、2イニングを無失点に抑えることができて良かったです。ストライクゾーンの中で初球から勝負していこうと思って投げました。捕手の若月さんと良いコミュニケーションが取れました。野球が上手くなっている実感のある充実した時間を過ごすことができています」
ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026 宮崎
試合日程
2026年2月22日(日)13:00 侍ジャパン 13 - 3 福岡ソフトバンクホークス
2026年2月23日(月)14:00 福岡ソフトバンクホークス 4 - 0 侍ジャパン
開催球場
ひなたサンマリンスタジアム宮崎
出場チーム
侍ジャパン、福岡ソフトバンクホークス
ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026 名古屋
試合日程
2026年2月27日(金)19:00 侍ジャパン vs 中日ドラゴンズ
2026年2月28日(土)19:00 中日ドラゴンズ vs 侍ジャパン
開催球場
バンテリンドーム ナゴヤ
出場チーム
侍ジャパン、中日ドラゴンズ
2026 WORLD BASEBALL CLASSIC™
試合日程
2026 ワールドベースボールクラシック™ 東京プール presented by ディップ 強化試合
2026年3月2日(月)19:00 オリックス・バファローズ - 日本
2026年3月3日(火)19:00 阪神タイガース - 日本
2026 ワールドベースボールクラシック™ 東京プール presented by ディップ 1次ラウンド
2026年3月6日(金)19:00 チャイニーズ・タイペイ - 日本
2026年3月7日(土)19:00 日本 - 韓国
2026年3月8日(日)19:00 日本 - オーストラリア
2026年3月10日(火)19:00 日本 - チェコ
準々決勝ラウンド
2026年3月14日(土)、15日(日)
準決勝
2026年3月16日(月)、17日(火)
決勝
2026年3月18日(水)
開催球場
ヒラム・ビソーン・スタジアム、ダイキン・パーク、東京ドーム、ローンデポ・パーク
強化試合:京セラドーム大阪、ひなたサンマリンスタジアム宮崎、SOKKENスタジアム
出場チーム
プールA
プエルトリコ、キューバ、カナダ、パナマ、コロンビア
プールB
アメリカ、メキシコ、イタリア、イギリス、ブラジル
プールC
日本、オーストラリア、韓国、チェコ、チャイニーズ・タイペイ
プールD
ベネズエラ、ドミニカ共和国、オランダ、イスラエル、ニカラグア



























