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日米大学野球開幕を翌日に控え公式練習や交流 開幕投手には伊藤樹を指名

2025年7月7日

 7月7日、「第45回 日米大学野球選手権大会」(7月8日から13日まで北海道、新潟、東京で5試合開催)に出場する侍ジャパン大学代表とアメリカ大学代表が第1戦・第2戦の会場となるエスコンフィールド HOKKAIDOで公式練習を実施。また、公式記者会見やレセプションパーティーも行われ交流を深めた。

 最新鋭の球場のグラウンドやバックヤードに選手たちは心を昂らせながら、約3時間にわたり調整に励んだ。
 ウォーミングアップから元気な声が響き、守備練習では芝や土の感触を丁寧に確認。打撃練習では4番候補の立石正広(創価大)が左中間スタンド2階席に飛び込む豪快な打球を放ち、打撃面での期待が高い山形球道(立教大)がライトスタンドに叩き込むなど各選手とも好調さの窺える内容を見せた。

 練習後はアメリカ大学代表とともに公式記者会見。侍ジャパンからは堀井哲也監督と主将の松下歩叶(法政大)と副主将の繁永晟(中央大)、アメリカ大学代表からはアンディー・スタンキウィクス監督、外野手のザイオン・ローズ(ルイビル大)、右腕のゲーブ・ゲークル(アーカンソー大)が出席した。
 チームの仕上がりについて、堀井監督は「各校の主力選手が集まっているだけあって、結束力や方向性の一致が素晴らしい。主将・副主将を中心にチームがまとまってきました」と自信を見せた。
 また2試合がエスコンフィールド HOKKAIDOで行われることについて、松下は「素晴らしい球場なので、ここで本塁打を打ちたいです」繁永は「素晴らしい球場なので全力でプレーしたいです」と意気込んだ。アメリカ大学代表もローズが「今までプレーした球場の中でこれほど素晴らしい球場はありません。他の選手たちもそう思ったことでしょう」、ゲークルが「こんな美しい球場でプレーできることに感謝しています」と最大限の賛辞を述べた。

 5日に来日し、6日に北海道文教大で練習をしたアメリカ大学代表は、この日も3時間弱の練習を行った。選手たちで話し合う場面や指導陣から細かいアドバイスが送られるなど、本気モード全開といった様子。
 長距離の移動や日本特有の湿度の高い暑さはあるが、スタンキウィクス監督は「私たちがキャンプをしていたノースカロライナのケリーも同じくらいむし暑かったので言い訳には一切しません。20時間以上かけて来たが、2日間の練習ができたので良い形で明日の試合に入れます」と、きっぱり。
 選手たちもローズは「明日に向けてスカウティングレポートのデータをきちんと見て試合に入りたい」、ゲークルは「ここに勝つために来た。大会が終わった時にこうすれば良かったと絶対に言いたくない。後悔しないように投げたいです」と、それぞれ殊勝に語った。

 開幕投手については、堀井監督が「今年の中心選手で、先発投手の中でもベストな投手の1人です」と右腕の伊藤樹(早稲田大)、スタンキウィクス監督は「長いイニングを投げることができるので流れを作っていきたいです」と左腕のイサン・ノービー(イーストカロライナ大)を指名し期待をかけた。

 そして18時からはレセプションパーティーが行われ、両代表の選手やスタッフらが積極的に交流。スマートフォンの翻訳機能なども活用しながら会話を交わし、いたるところで笑い声が起こるなど、激戦を控えながらも和やかな雰囲気に包まれた。
 終盤には両代表主将による挨拶があり、松下が「3連覇に向けて5戦全部を勝ちたい」と言えば、ローズも「我々も5戦全部を勝ちたい」と応酬。会場は大いに盛り上がった。

 いよいよ始まる45回目の戦い。まずは8日と9日にエスコンフィールド HOKKAIDO(ともに18時開始)で2試合が行われ、その後に新潟へ移動。11日17時から第3戦、12日12時から第4戦をともにHARD OFF ECO スタジアム新潟で行い、最終戦は13日17時から明治神宮野球場で行われ優勝を争う。

選手コメント

伊藤樹(早稲田大)

「不安な気持ちもあるのですが、明日に自信を持って投げられるようにしっかり準備したいです。昨年も代表に選んでもらって海外の選手たちと対戦したので、その経験を活かしたいですね。ストライクゾーンで勝負することが大事だと思うので逃げずに勝負したいです」

立石正広(創価大)

「フリー打撃では自分のイメージした通りにタイミングを取って打つことができています。左中間への本塁打の打球も良かったですが、詰まってもライトに飛んだりしているので、良い形でバットの軌道を入れられているのかなと思います。(会見で堀井監督にキーマンとして挙げられ)嬉しいですけど他にも良い選手がいるので。でも、自分の力で試合を決めようくらいの気持ちでいます。(相手投手陣について)向かってくる投手が多いので受け身にならず、しっかり踏み込めたらなと思います」

第45回 日米大学野球選手権大会

大会概要出場選手チケット(外部サイト)

大会期間

2025年7月8日~7月13日

試合日程
7月8日(火)18:00 日本 - アメリカ
7月9日(水)18:00 アメリカ - 日本
7月11日(金)17:00 日本 - アメリカ
7月12日(土)12:00 アメリカ - 日本
7月13日(日)17:00 日本 - アメリカ

開催球場

エスコンフィールドHOKKAIDO
HARD OFF ECO スタジアム新潟
明治神宮野球場

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