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チームレポート

女子代表が東広島ボーイズとの打撃戦を制す W杯7連覇に向けて充実の強化合宿打ち上げ

2024年5月26日

 5月26日、「カーネクスト presents 第9回WBSC女子野球ワールドカップ ファイナルステージ」(7月28日からカナダ・サンダーベイ)に出場する侍ジャパン女子代表の強化合宿3日目が広島県の三次きんさいスタジアムで行われた。

 この日は、中学硬式野球クラブの東広島ボーイズと特別ルール(3回と7回に無死一、二塁から始まるタイブレークを実施、交代選手の再出場が可能など)で、9イニング制の練習試合を実施。中学3年生の男子選手主体の相手に対して、12対9で競り勝った。

 初回から二塁手・只埜榛奈(東海NEXUS)、三塁手・出口彩香(埼玉西武ライオンズ・レディース)が続けて好守を見せると、先発の森若菜(阪神タイガース Women)も2回まで1安打のみに抑えて、良い流れを作った。
 すると3回、タイブレークの無死一、二塁から始まる攻撃で打線が爆発。三浦伊織(阪神タイガースWomen)のタイムリー、只埜榛奈(東海NEXUS)のスクイズ、星川あかり(淡路BRAVEOCEANS)、長田朱也香(読売ジャイアンツ)、生井美桜(エイジェック)、岩見香枝(埼玉西武ライオンズ・レディース)のタイムリー、相手失策で打者一巡、7得点の猛攻を見せた。
 その裏のタイブレークの守備は森が内野ゴロの1点のみの無安打に抑えて、相手に流れを渡さず。前日の中継ぎ登板に次ぐ好投に、中島梨紗監督は「後ろ(中継ぎや抑え)でも頭(先発)でも行けるということの確認ができたことは大きかったです」と手応えを語った。

 その後も得点を取り合う展開となったが、生井の2本目のタイムリーや長田朱也香(読売ジャイアンツ)のタイムリー三塁打などでダメ押し。最後は田中露朝(ZENKO BEAMS)が相手の反撃を受けながらも踏みとどまって試合を締めた。

 3日間の合宿を終え、中島監督は「最初のミーティングで、チームをイチから作ろう、チームファーストで動こうということを話したのですが、全員からそうした意識がアップから見えました」とチームワークの向上を収穫に挙げた。一方で、夏に向けては「調子の良い選手・悪い選手それぞれが、なぜそのような状況かを考えて、万全の状態で集まって欲しいと思います」と選手たちに課題を与え、細かな戦術的な部分に関してもミーティングで共有がなされた。

 天候にも恵まれ充実の強化合宿となった3日間。ここで得た収穫と課題を持ち帰り、各選手たちは所属チームに戻り、7月の直前合宿までに腕を磨く。

選手コメント

三浦伊織(阪神タイガース Women)

「昨年からメンバーが6人代わった中で、日を経るごとに良いチームになっていると思います。とにかく新しい選手とコミュニケーションを取ることを大事にしました。声の出る選手が入ったので、指示が通るし盛り上がるから良いですね。3連覇から経験してきたので繋げていきたいですし、これからの女子野球選手たちにも繋げていける大会にしたいです」

森若菜(阪神タイガース Women)

「80点くらいですね。良かったところは、初回の立ち上がりをゼロに抑えてリズムを作って攻撃に繋げられたことです。悪かったところは内外に攻めながら投げ分けることですね。先輩たちが6連覇と繋いできてくれているので、日本の女子野球は強いんだという思いを持って7連覇に貢献していきたいです」

生井美桜(エイジェック)

「初日はメチャクチャ緊張したのですが、先輩方が話しかけてくれて、積極的にコミュニケーションを取ることができました。打撃では、持ち味である初球からの積極的なスイングを2日間することができ良かったです。私は新加入の人間で、代わりに外れてしまった選手のためにも世界一を獲ることが絶対だと思うので、その思いも背負って戦います」

カーネクスト presents 第9回WBSC女子野球ワールドカップ ファイナルステージ

大会概要 出場選手

大会期間

2024年7月28日~8月4日

オープニングラウンド
7月29日(月)3:00 チャイニーズ・タイペイ - 日本
7月30日(火)8:00 カナダ - 日本
7月31日(水)4:00 日本 - ベネズエラ
8月1日(木)0:00 日本 - メキシコ
8月2日(金)0:00 日本 - アメリカ
※開始時刻は日本時間(カナダ:時差-13時間)

3位決定戦
8月4日(日)0:00 3位 - 4位
※開始時刻は日本時間(カナダ:時差-13時間)

決勝
8月4日(日)4:00 1位 - 2位
※開始時刻は日本時間(カナダ:時差-13時間)

開催地

カナダ(サンダーベイ)

出場する国と地域

日本、チャイニーズ・タイペイ、ベネズエラ、アメリカ、メキシコ、カナダ

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