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アジアカップに向けて女子代表が始動 初の実戦となる巨人戦で主将・川端友紀が3安打の活躍

2023年5月22日

 5月22日、侍ジャパン女子代表は第3回 BFA 女子野球アジアカップ(5月・香港※26日のファイナルラウンドから参加)に向けた直前合宿を神奈川県内のグラウンドで行い、練習試合で読売ジャイアンツと対戦した。

 合流した1日目の夜はチームミーティングなどを行い「最強で最高のチームに」となるべく、理念や今後の行動の指針が話し合われた。
 そして初練習となった2日目は、午前中に練習を行い、午後からは読売ジャイアンツとの練習試合が行われた。午前中の練習では挟殺プレーや投内連携、シートノックで、走者をつけて実戦を想定しながら連携を深めた。

 午後は、フリー打撃の後に行われた練習試合を実施。各選手が持ち味を発揮した。
 先発のマウンドに上がった投手リーダーの田中露朝(ZENKO BEAMS)が毎回走者を出しながらも3回無失点で流れを作ると、3回裏に死球と4番・川端友紀(九州ハニーズ)の安打でチャンスを作り、泉由希菜(淡路BRAVEOCEANS)の犠牲フライと只埜榛奈(東海NEXUS)のタイムリーで2点の先制に成功した。
 4回に1点こそ返されるも、その後も主導権は譲らず、6回裏には小島也弥(九州ハニーズ)のタイムリーでダメ押し。投手陣も田中、水流麻夏(阪神タイガースWomen)、堀田ありさ(東海NEXUS)、里綾実(埼玉西武ライオンズ・レディース)の継投でリードを守りきり3対1で勝利を収めた。
 その後は2イニングで延長タイブレーク(無死一、二塁から開始)の練習も実施。ここでは失点もあったが、坂東瑞紀(阪神タイガースWomen)が粘り強く失点を2点に留め、守備では右翼手・楢岡美和(九州ハニーズ)が強肩による補殺を見せるなど、武器である高い守備力を感じさせた。
 また、試合を通しては、中島梨紗監督が「背中でも言葉でも引っ張ってくれるので、いろんな役割を与えているし、いろんな期待をしています」と全幅の信頼を置く川端が3安打を放ち、大きな存在感を放った。

 初の練習と実戦を終えて中島監督は「昨夜確認したことで、できていた部分とできていなかった部分がそれぞれ出たので良い1日になりました」と振り返り、守備のサインプレーやチームとしての試合の臨み方などを今後詰めていきたいと話した。

 国内合宿最終日となる23日も練習と練習試合を行い、24日に決戦の地・香港に向かう予定となっている。

監督・選手コメント

中島梨紗監督

「(昨夜のミーティングについて)日本代表に選ばれずに悔し涙を流した選手がたくさんいる。そのことを決して忘れず責任を持って日の丸の重みを感じて欲しいという話をしました。(アジアカップについて)通過点でありゴールではないという話をしていますし、世界ランキング1位でワールドカップを6連覇しているチームと見られるのは分かっているので、奢るのではなくプライドを持って勝ちきれるよう準備していきます」

川端友紀(九州ハニーズ)※共同主将

「朝から守備の確認をして、試合でも一体感があって、良い合宿のスタートができました。久々に一緒のチームでプレーする選手も多いので、まずはしっかりコミュニケーションを取って、アジアカップを良い状態で迎えたいです。主将を共に務める出口選手とは長い付き合いなので、特に役割を分けるのではなく、いろんな会話をしながらやっていけたらと思います。一人ひとりが自覚を持ってプレーすることで、若手もベテランも関係なくプレーしていきたいです」

出口彩香(埼玉西武ライオンズ・レディース)※共同主将

「みんな積極的にいろんな選手とコミュニケーションを取っているので、どんどんとチームができてきています。大会までの時間は短いですが、明日もしっかりコミュニケーションを取ってチームを作っていきたいです。2人で主将というのは今まで無かったと思うのですが、お互いで状況を見てカバーし合っていきたいです。7連覇のかかるワールドカップはもちろん意識はしますが、まずは目の前のアジアカップで優勝することに集中していきたいです」

第3回 BFA 女子野球アジアカップ

大会概要 出場選手

大会期間

2023年5月21日~6月1日

グループB
5月26日(金)12:00 日本 10 - 0 韓国
5月27日(土)13:00 日本 7 - 1 フィリピン
5月28日(日)16:00 インドネシア 0 - 27 日本
※開始時刻は日本時間(香港:時差-1時間)

スーパーラウンド

5月30日(火)19:00 チャイニーズ・タイペイ 1 - 12 日本
5月31日(水)16:00 日本 15 - 0 香港
※開始時刻は日本時間(香港:時差-1時間)

決勝
6月1日(木)15:00 日本 8 - 3 チャイニーズ・タイペイ
※開始時刻は日本時間(香港:時差-1時間)

開催地

香港

出場国

一次ラウンド
グループA:インド、マレーシア、タイ
グループB:香港、パキスタン、インドネシア、スリランカ

ファイナルラウンド
グループA:チャイニーズ・タイペイ、中国、香港
グループB:日本、韓国、フィリピン

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