2月22日、『ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026 宮崎』の第1戦がひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われ、昨年の日本シリーズ覇者であるソフトバンクと対戦。今回の代表結成後初となった試合は、13対3で侍ジャパンが7回雨天コールド勝ちを収めた。

阪神勢だけで11打点
活躍目立ったのは昨年のセ・リーグ覇者である阪神勢だ。先制を許した1回裏、無死満塁から佐藤輝明(阪神)の内野安打で同点に追いつくと、続くチャンスで森下翔太(阪神)がレフトオーバーの二塁打で2点を勝ち越し。さらにこの回は源田壮亮(西武)のセンター前安打も出て4点を奪った。
2回表には先発の曽谷龍平(オリックス)が笹川吉康にソロ本塁打を浴びるが、その裏に佐藤が逆方向のレフトへ二塁打を放って2点を追加。3回には坂本誠志郎(阪神)がレフトスタンドへ2ラン本塁打を放って、流れは完全に侍ジャパンのものに。さらに5回には佐藤のこの日5打点目となるセンターオーバーの二塁打、森下のこの日4打点目となるレフトへの2ラン本塁打などで5点を追加した。
投げては伊藤大海(日本ハム)と宮城大弥(オリックス)が3回からの2イニングずつを無失点に抑え、順調な仕上がりを見せた。
7回表はサポートメンバーの糸川亮太(西武)が1点を失ったが、最少失点にとどめた。ここで降雨による2度目の中断となり、7回表終了時での打ち切りが決まった。
井端弘和監督は、試合前のフリー打撃から「バットが振れている。ギアが上がってきているな」という手応えを感じていたといい、その通りの大勝となった。また、ピッチコムやピッチクロックを初めて使った伊藤や宮城も「普通に投げていましたね」と問題が無かった様子にひと安心したようだ。

菅野と菊池の意気込み
この日から菅野智之(ロッキーズ)と菊池雄星(エンゼルス)がチームに合流し、練習に参加。報道陣の取材にも対応した。
菅野は2017年の「WORLD BASEBALL CLASSIC™」(以下、WBC)以来の侍ジャパン入り。ユニホームを身に纏っての感想を尋ねられると「素直に嬉しいですし使命感もあります」と引き締まった表情で語った。状態については「特別良いわけではありませんが、日に日に良くなっていければと思います」とし、「バランスやトラックマン(計測機器)を見ながら投げました」と、さっそくブルペン入りして39球を投げ込んだ。
WBCに向けては「責任あるポジションなので結果で応えたいです。気持ち新たに一日一日を大切に過ごしていければと思います」と意気込んだ。3月2日の強化試合・オリックス戦(19時から京セラドーム大阪)での登板を示唆し「そこから逆算していきたいです」と調整の構想を明かした。
菊池は昼ごろから合流。宮崎キャンプからの合流となった経緯については、井端監督が昨年1月に菊池が手がけた岩手県花巻市の屋内複合野球施設『King of the Hill(K.O.H)』を訪れ、宮崎キャンプからの参加を打診。「2025年がどんな成績だろうと選びたい」という井端監督の言葉を意気に感じたことで、早期の合流に至ったことを明かした。
WBC、そしてファンに向けては「間違いなく最初で最後の侍ジャパンですから。世界一になって喜んでいる姿をお見せして皆さんと喜び合いたいです」と並々ならぬ覚悟を語った。
23日は、侍ジャパン宮崎春季キャンプ2026では最後の実戦となる『ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026 宮崎』の第2戦を14時からひなたサンマリンスタジアム宮崎で実施。この日、登板予定だった2投手が雨天コールドにより投げられなかった影響もあり、9イニングより長いイニングか、2投手分の実戦形式も追加で行われる予定となっている。
選手コメント
坂本誠志郎(阪神)
「(本塁打の場面は)思いきっていくだけの場面で良いスイングができました。(捕手として)ピッチコムやピッチクロックで大きなミスもなくできましたし、投手陣もクロックを気にしながら投げてきました。これから課題も出てくると思いますが、みんなで共有して解消していきたいです」
森下翔太(阪神)
「久しぶりの実戦でしたが、工夫しながら1打席ごとを大切にし、アピールの場でもあるので自分らしい打撃を心がけました。(本塁打の場面は)追い込まれていたのでアプローチ重視で振って、良い打球角度がつきました。(今後、MLBの野手も合流していくが)自分のやるべきことは変わらないので、負けないように自分らしいプレーを心がけたいです」
佐藤輝明(阪神)
「良い当たりを何本か打つことができて良かったです。バットは振れているので、これから速い球に慣れていけるように打席を重ねていきたいです。状態は悪くないですね。(今後、MLBの野手も合流していくが)長打を打ってアピールしていきたいです。いろんな選手と話をするので、練習や実戦の中で試して良いものを取り入れていきたいです」
宮城大弥(オリックス)
「難しい状況でしたが、乗り切れて良かったです。ストライクゾーンに投げることができました。(ピッチコムやピッチクロックを初めて使用して)ちょっとテンポが速すぎたので、もっとゆとりを持って投げたいです」
伊藤大海(日本ハム)
「ピッチクロックも気にしながらで緊張感もありましたが、良い時間になりました。1イニング目はカウントダウンを気にして握り損いもありましたが、2イニング目からはうまく対応できました。ピッチクロックが初めてだったので、今後はもっと工夫ができるように詰めていきたいです」
ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026 宮崎
試合日程
2026年2月22日(日)13:00 侍ジャパン 13 - 3 福岡ソフトバンクホークス
2026年2月23日(月)14:00 福岡ソフトバンクホークス vs 侍ジャパン
開催球場
ひなたサンマリンスタジアム宮崎
出場チーム
侍ジャパン、福岡ソフトバンクホークス
ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026 名古屋
試合日程
2026年2月27日(金)19:00 侍ジャパン vs 中日ドラゴンズ
2026年2月28日(土)19:00 中日ドラゴンズ vs 侍ジャパン
開催球場
バンテリンドーム ナゴヤ
出場チーム
侍ジャパン、中日ドラゴンズ
2026 WORLD BASEBALL CLASSIC™
試合日程
2026 ワールドベースボールクラシック™ 東京プール presented by ディップ 強化試合
2026年3月2日(月)19:00 オリックス・バファローズ - 日本
2026年3月3日(火)19:00 阪神タイガース - 日本
2026 ワールドベースボールクラシック™ 東京プール presented by ディップ 1次ラウンド
2026年3月6日(金)19:00 チャイニーズ・タイペイ - 日本
2026年3月7日(土)19:00 日本 - 韓国
2026年3月8日(日)19:00 日本 - オーストラリア
2026年3月10日(火)19:00 日本 - チェコ
準々決勝ラウンド
2026年3月14日(土)、15日(日)
準決勝
2026年3月16日(月)、17日(火)
決勝
2026年3月18日(水)
開催球場
ヒラム・ビソーン・スタジアム、ダイキン・パーク、東京ドーム、ローンデポ・パーク
強化試合:京セラドーム大阪、ひなたサンマリンスタジアム宮崎、SOKKENスタジアム
出場チーム
プールA
プエルトリコ、キューバ、カナダ、パナマ、コロンビア
プールB
アメリカ、メキシコ、イタリア、イギリス、ブラジル
プールC
日本、オーストラリア、韓国、チェコ、チャイニーズ・タイペイ
プールD
ベネズエラ、ドミニカ共和国、オランダ、イスラエル、ニカラグア



























