7月13日、第30回 ハーレムベースボールウィーク2022(オランダ・ハーレム)のオープニングラウンド第5戦が行われ、侍ジャパン大学代表が出場している日本は、ヤクルトやソフトバンクで活躍したウラディミール・バレンティンを擁する地元・オランダと対戦。5対0で勝って開幕5連勝とし、オープニングラウンド全勝で1位通過を決めた。
![在オランダ日本国大使の堀之内氏によるファーストピッチセレモニー](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20220714_1_2-1.jpg)
![堀之内氏からバレンティン選手へ記念品の贈呈](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20220714_1_2-2.jpg)
![先発の菊地吏玖(専修大)](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20220714_1_1-2.jpg)
![先制タイムリーを放った矢澤宏太(日本体育大)](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20220714_1_1-6.jpg)
![タイムリーを放った萩尾匡也(慶應義塾大)](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20220714_1_1-7.jpg)
![タイムリーを放った友杉篤輝(天理大)](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20220714_1_1-8.jpg)
![友杉篤輝(天理大)が笑顔でガッツポーズ](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20220714_1_1-9.jpg)
試合を重ねる毎に調子を上げている打線が、この日はオランダ先発の立ち上がりを攻める。
初回、1、2番の林琢真(駒澤大)、山田健太(立教大)が四球で出塁すると、この日3番に入った矢澤宏太(日本体育大)がセンターへタイムリーを放ち幸先よく先制。続く上田希由翔(明治大)の内野ゴロの間に1点を追加した。さらに一死三塁から萩尾匡也(慶應義塾大)がレフトへタイムリー、二死一、二塁から友杉篤輝(天理大)にもタイムリーが飛び出し初回から4点を奪い試合を優位に進める。
先発の菊地吏玖(専修大)は、先頭打者にいきなりヒットを許すも2番のバレンティンを併殺打、続く打者も三振に切って取り危なげない立ち上がりを見せる。その後も二塁を踏ませない好投で4回を2安打無失点。地元チームへの声援の中、堂々としたピッチングでオランダ打線を圧倒した。
![菊地吏玖(専修大)は4回2安打無失点の好投](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20220714_1_1-3.jpg)
![2番手の渡辺翔太(九州産業大)](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20220714_1_1-4.jpg)
![3番手の曽谷龍平(白鷗大)](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20220714_1_1-5.jpg)
![最終回を締めた篠木健太郎(法政大)](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20220714_1_2-3.jpg)
2回にも相手失策と四球でチャンスを作り上田希由翔の内野ゴロで1点を追加した打線だが、2017年のWBCでも活躍した2番手投手・ボルセンブルクの前にヒットが出ずその後は思うように追加点を奪えない。しかし、渡辺翔太(九州産業大)、曽谷龍平(白鷗大)がそれぞれ無失点で繋ぎ、オランダに反撃の機会を作らせず。最終回は篠木健太郎(法政大)が1安打を許すもアウト3つを三振で切って取るピッチングで締め、5対0で勝利した。
オープニングラウンドを5戦全勝で首位通過した日本。次戦・準決勝は7月15日2時半(日本時間)から、オープニングラウンド4位のオランダと再び対戦する。