11月4日、「ラグザス アジアプロ野球チャンピオンシップ2026」(11月12日から15日まで東京ドーム)に向けた「侍ジャパン宮崎秋季キャンプ2026」の2日目がひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われた。

この日はシートノックやフリー打撃以外ではサインプレーなどの投内連係や投球練習が行われた。今年3月のWBCに続いて使用が許可されているピッチコム(サインの伝達機器)も試用した。
捕手陣で松尾汐恩(DeNA)と小島大河(西武)は初めて使用。「難しかったですね。ボタンの位置とかを覚えるのが大変でした」(松尾)、「球種やコースの組み合わせを覚えるのが難しいです」(小島)と率直な感想を明かした。進藤勇也(日本ハム)はチームで既に、みやざきフェニックス・リーグで使用。「試合を重ねるうちに違和感は無くなってきています」としながらも、「ただ(機器の)設定がファイターズとは違うので、そこの戸惑いはありますね」と、こちらも適応していく必要があると語った。
投手陣では、今年のWBCも戦った髙橋宏斗(中日)と金丸夢斗(中日)もブルペン入り。髙橋の球を受けた松尾は「全球種が一級品だったので試合で組むことが楽しみです。1度だけ対戦したことがあってその時もすごいなと思いましたが、受けてみてより凄さやストレートの強さを感じました」と高揚感を隠さず。金丸の球を受けた小島も「ストレートが強くてコントロールも良くて本当に良い投手だなと思いました」と唸った。
また、進藤も3投手と組み、「受けてみてのイメージと、投げ終わってから話したイメージはだいたい一致していたので、あとはゲームでどうなのかというところを見ていきたいです」と前向きに語った。

井口資仁監督は全体練習を終えて取材に対応。「昨日よりさらに元気になっていましたし、初日の硬さも抜けてリラックスしていましたね」と振り返り、「選手もコーチもみんな明るいですし、良い形を毎日作っていきたいです」と笑顔で話した。
その中でも元気印の度会隆輝(DeNA)はムードメーカーではないかと尋ねられると「いやーそんなそんな。僕はうるさいだけです。楽しませてもらっています」と笑い「すごく充実した時間を過ごせています。時間を重ねるごとに一緒に優勝したいという思いが強くなっています」と充実の表情で語った。
特に山口航輝(ロッテ)とはよくコミュニケーションを取っており「優しくて面白くて、話をしていて楽しいので野球の話もくだらない話もしています(笑)」と明かし、「日本を代表するスラッガーの方なので見て勉強になりますし、とても参考になります」と感謝した。練習の雰囲気に加え、こうしたコメントからもチームの雰囲気が日に増して良くなっている様子が感じ取れた。
これでこのキャンプの第1クールは終了。11月5日は休養日で希望者のみが非公開で練習を行い、6日から第2クールが始まる。実戦は7日にロッテ、8日に広島とそれぞれ13時から対戦予定。9日の練習をもってキャンプを打ち上げる予定となっている(会場はすべて、ひなたサンマリンスタジアム宮崎)。
短い期間ではあるが、若き精鋭たちがどのように結束力を高めていくのか楽しみだ。


























