9月10日、「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18 野球ワールドカップ」(沖縄県で9月14日まで)のスーパーラウンド初戦を翌日に控え、侍ジャパンU-18代表が沖縄セルラースタジアム那覇の室内練習場で2時間、調整をした。







オープニングラウンドを5連勝で終えたこともあり選手たちには笑顔も多かったが、翌日からのスーパーラウンドでは、さらなる強敵との対戦も控えるだけにメリハリをつけ、個別練習では各自がテーマを持って汗を流した。
スーパーラウンドの初戦は同じく5連勝でグループBを通過したアメリカ。小倉全由監督は「(今大会で)1番力がある印象です。打線も力強いです」と警戒を強め、ともに投手力が高いことについて問われると「1点差ゲームになりそうです」と展望した。
さらにパナマ(12日)、チャイニーズ・タイペイ(13日)と連戦が続くが「ランナーが出たらまず送ることも考えていますし、岡部飛雄馬(敦賀気比)を含めみんな足が速いので、自分がサインを出せたらいいなと思います」と小技や機動力も存分に活用して戦うことを示唆した。
主将の阿部葉太(横浜)や副将の岡部も機動力を重要視。阿部は「体の大きい選手たちにも日本の野球をやっていきたいです。走塁が鍵。かき回していきたいです」、岡部は「機動力高い野球をやっていきたいです。しっかり出塁して盗塁もできたらしていきたいです」と意気込んだ。







11日18時半から戦うアメリカは、来年のMLBドラフトの1巡目候補を複数擁するとされ、投手もストレートが150キロを超える投手ばかり。間違いなく今大会最大の強敵だが予告先発と発表された末吉良丞(沖縄尚学)を中心に守備からリズムを作り、小技や機動力も用いた攻撃で、大会6連勝を狙っていく。
選手コメント
末吉良丞(沖縄尚学)
「スーパーラウンドの第1戦の先発を任せてもらえたので、試合をしっかりつくることを心がけてマウンドに立ちたいです。アメリカは体格もパワーも格が違うので、日本の技術を使って対抗していきたいです。一番は点を取られず行けるところまで行って後ろにつなぐようにしたいです」
ラグザス presents 第32回 WBSC U-18 野球ワールドカップ
大会期間
2025年9月5日~9月14日
オープニングラウンド(グループA)
9月5日(金)18:30 日本 4 - 1 イタリア
9月6日(土)18:30 日本 4 - 2 韓国
9月7日(日)14:00 キューバ 0 - 3 日本
9月8日(月)18:30 日本 10 - 0 南アフリカ
9月9日(火)18:30 プエルトリコ 0 - 3 日本
スーパーラウンド
9月11日(木)18:30 アメリカ - 日本
9月12日(金)18:30 日本 - パナマ
9月13日(土)18:30 日本 - チャイニーズ・タイペイ
3位決定戦・決勝
9月14日
開催会場
沖縄セルラースタジアム那覇、糸満市西崎球場
出場する国と地域
グループA
日本、韓国、プエルトリコ、キューバ、イタリア、南アフリカ
グループB
チャイニーズ・タイペイ、アメリカ、パナマ、オーストラリア、ドイツ、中国
侍ジャパンU-18壮行試合 高校日本代表 対 大学日本代表
侍ジャパンU-18壮行試合 高校日本代表 対 沖縄県高校選抜
試合日程
2025年8月31日(日)18:00 高校日本代表 1 - 8 大学日本代表
2025年9月2日(火)18:30 沖縄県高校選抜 3 - 4 高校日本代表
開催会場
沖縄セルラースタジアム那覇
出場チーム
高校日本代表、大学日本代表、沖縄県高校選抜