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日米大学野球開幕まであと2日 選手たちは大会の歴史を学び自覚をより強める

2025年7月6日

 7月6日、「第45回 日米大学野球選手権大会」(7月8日から13日まで北海道、新潟、東京で5試合開催)に出場する侍ジャパン大学代表が、北海道文教大で練習を行った。
 前日に第1戦・第2戦(8日、9日ともに18時からエスコンフィールド HOKKAIDO)が行われる北海道へ移動。前々日まで3連戦をこなしていたこともあり、前日は北海道文教大で自主練習やミーティングのみだったが、この日は約3時間汗を流した。

 北海道文教大の広々とした室内練習場では、アメリカ大学代表投手陣の牽制球への注意事項が再度共有され、走塁練習に時間を割いた。その後はグラウンドに出て状況を設定してのシートノックや投内連係、バント練習やそのシフトの確認が行われ、投手陣数名も室内外それぞれにあるブルペンで調整をした。

 前日のミーティングで、堀井哲也監督は戦術面やアメリカ大学代表のプレー動画視聴だけでなく、「歴史の話もしました」と振り返る。そこでは、第1回大会で相手野手の送球が頭部に当たる不慮の事故で亡くなった東門明さん(当時早稲田大)ら多くの先人たちの奮闘の積み重ねで、この大会が45回の歴史を紡いでいることを伝えたという。これについて堀井監督は「東門さんを含めていろんな人がこの大会を創り上げてきてくれたんだ。それを次の世代にしっかりバトンタッチできるように全力でやりましょうという意図で話しました」と語る。
 この話を聞き「早稲田の選手としても日本代表の選手としても、感謝の気持ちを持ってプレーしないといけないなと思いました」(宮城誇南/早稲田大)、「歴代の方々の名前を汚さないような試合や立ち振る舞いをしていかないといけないと感じました」(中西聖輝/青山学院大)と、選手たちもよりいっそう自覚を強めた。堀井監督も「野球先進国の日米の学生たちが戦うことの意義はすごく大きい。お互いにベストを出して、良い大会にしたいです」と誓った。

 順調に国内で調整を進めてきた侍ジャパン大学代表。アメリカ大学代表も前日に来日し、さっそくこの日午後から汗を流したように3連覇阻止に向けて意気込み十分といった様子だった。
 そんな両者は開幕前日となる7日にエスコンフィールド HOKKAIDOで公式練習と公式記者会見を実施。夜にはレセプションパーティーが行われ、交流する予定となっている。 1972年の第1回大会から激戦を繰り広げてきた伝統の戦いの幕が落とされる日は、もうまもなくだ。

選手コメント

宮城誇南(早稲田大)

※ブルペン入りし力強い球を投じる
「先日の実戦で失点はしましたが、自分の中の感覚はそこまで悪くなかったですし、その時より状態良く投げることができました。(チームの雰囲気)4年生の方がいい方ばかりなので投手・野手関係なく、プレーしやすい環境を作ってくれています。(日米大学野球では)便利屋というか、ここという任された場面で役割以上の働きをしてチームの勝利に貢献したいです」

榊原七斗(明治大)

※堀井監督からキーマンの1人に挙げられる期待の3年生中堅手
「状態は全然悪くないですね。準備を大事にして臨みたいです。45回を数える大会の1人としてプレーできることは光栄なこと。結果も大事ですが、相手あってこその勝負なので相手にも感謝をしながらプレーをしたいです。相手の体は大きいですが、自分たちは体が小さくてもいろんなことができるので、細かい動きや積極的なプレーで崩していけるよう、どんどんトライしていきたいです」

第45回 日米大学野球選手権大会

大会概要出場選手チケット(外部サイト)

大会期間

2025年7月8日~7月13日

試合日程
7月8日(火)18:00 日本 - アメリカ
7月9日(水)18:00 アメリカ - 日本
7月11日(金)17:00 日本 - アメリカ
7月12日(土)12:00 アメリカ - 日本
7月13日(日)17:00 日本 - アメリカ

開催球場

エスコンフィールドHOKKAIDO
HARD OFF ECO スタジアム新潟
明治神宮野球場

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