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チームレポート

伊藤樹、中西聖輝、立石正広を中心に多彩な人材を揃え大会史上初の3連覇を目指す侍ジャパン大学代表

2025年7月5日

 7月8日にエスコンフィールドHOKKAIDOで開幕する「第45回 日米大学野球選手権大会」(北海道、新潟、東京で全5試合)。大学野球の盛んな日米両国の意地とプライドをかけた戦いは数多くの名勝負と名選手を生んできた。今回はそんな伝統ある大会に出場する今年の侍ジャパン大学代表の選手たちを紹介する。

「投打の軸」3人

 6月23日に行われた代表選手発表記者会見。昨年に続き大学代表の指揮をとる堀井哲也監督はチームの軸を問われると伊藤樹(早稲田大)、中西聖輝(青山学院大)、立石正広(創価大)の名を挙げた。


伊藤樹(早稲田大)

 伊藤は仙台育英秀光中時代から全国舞台で活躍。早稲田大入学後も最速151キロのストレートと多彩な変化球を自在に操る投球で、東京六大学リーグ通算55試合に登板し通算19勝3敗、防御率1.89。抜群の安定感でリーグ3連覇に貢献している。昨年も大学代表に選出され欧州遠征で3試合7イニングを投げて無失点の好投。2019年の第43回大会で15回1失点の内容で最高殊勲選手賞受賞を獲得し、その後東京オリンピックの金メダル獲得に貢献した森下暢仁(明治大/現広島)のような鮮烈な活躍を期待したい。


中西聖輝(青山学院大)

 中西は全国制覇を果たした智辯和歌山高時代はコロナ禍で国際大会が無かったことなどもあり、侍ジャパン初選出。東都大学リーグ史上4回目の5連覇を果たしている青山学院大において、特に昨秋から12勝2敗と圧倒的な存在感を示している。最速152キロのストレートにフォークなどの変化球も冴え渡り、制球力高く相手打者を見ながらの投球ができる投球は、MLB予備軍のアメリカ大学代表にも十分通用する期待が高い。


立石正広(創価大)

 打線の中軸を期待される立石は、スカウトやデータの専門家が「スイングや打球のスピードが、この代表の中でも頭ひとつから2つ抜けている」と舌を巻く右のスラッガー。元バレーボール日本代表の母や現役のバレーボール選手である姉2人を持つアスリート一家に育ち、高い身体能力が創価大入学後に開花。圧巻の打球を豪快に飛ばす姿は試合前の打撃練習から必見で、今秋のドラフト会議の目玉と目されている。
 一方で昨年の欧州遠征では当初4番を任されながらも8試合で21打数4安打(打率.190)と不振に陥り遠征後半はスタメンから外れた。6月30日の直前合宿初日に「去年はチームの力になれず悔しかったのでベストコンディションで臨みたいです」と、面目躍如の活躍を誓っている。

オールラウンダーから一芸に秀でた選手まで役者が揃う

 この他にも逸材たちが揃う。伊藤と優勝決定戦で投げ合うなど今春に台頭した大学ナンバーワン左腕の毛利海大(明治大)、最速154キロ左腕の山城京平(亜細亜大)、学生球界最速158キロを誇る剛腕・佐藤幻瑛(仙台大)、最速154キロで変化球の切れ味鋭い鈴木泰成(青山学院大)と、過去の大学代表と比べても遜色ない布陣が揃う。
 彼らを操る捕手陣も昨年の大学代表で4番を務めた小島大河(明治大)、高校・大学で日本一にチームを導いている渡部海(青山学院大)、守備力の高さに定評のある前嶋藍(亜細亜大)と甲乙つけがたい布陣が揃う。


小島大河(明治大)

 内野手・外野手には走攻守三拍子揃う選手が多く、遊撃手の大塚瑠晏(東海大)、主将も務める三塁手の松下歩叶(法政大)、中堅手の榊原七斗(明治大)を中心に様々な攻撃パターンが作れる。また、第1戦と第2戦が開催される北海道出身の平川蓮(仙台大)と秋山俊(中京大)も故郷に錦を飾る活躍に向けて意気込んでいる。さらに足のスペシャリストとしては杉山諒(愛知学院大)が挙げられ、要所で相手守備陣を掻き回す姿に注目だ。

 2023年の前回大会は、アメリカ開催で史上2回目の優勝を果たし、2大会連続20回目の優勝を飾った侍ジャパン大学代表。アメリカ大学代表の雪辱への思いは相当なものが予想されるが、真っ向から立ち向かい、1972年から始まり45回を数える大会で初となる3連覇を目指す。

第45回 日米大学野球選手権大会

大会概要出場選手チケット(外部サイト)

大会期間

2025年7月8日~7月13日

試合日程
7月8日(火)18:00 日本 - アメリカ
7月9日(水)18:00 アメリカ - 日本
7月11日(金)17:00 日本 - アメリカ
7月12日(土)12:00 アメリカ - 日本
7月13日(日)17:00 日本 - アメリカ

開催球場

エスコンフィールドHOKKAIDO
HARD OFF ECO スタジアム新潟
明治神宮野球場

侍ジャパンU-18壮行試合 高校日本代表 対 大学日本代表/沖縄県高校選抜 7/5
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