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試合レポート

21U代表、韓国との接戦を制し決勝進出決定!

2014年11月14日

 第1回IBAF 21Uワールドカップの二次ラウンド2戦目。グループB・1位の日本は、グループA・2位の韓国と対戦し、1-0の緊迫した投手戦を制した。この結果により明日のチャイニーズタイペイ戦を待たずして、日本の決勝戦進出が決まった。

 小雨がぱらつく中行われたこの試合。日本の先発、上沢直之(北海道日本ハム) は1、2回とヒットでランナーを出すも、3回は外角低めの制球が冴え、三者連続三振を奪う好投を見せる。

 一方の打線は韓国の先発左腕、イム・ギジュンの前に4回を終わってノーヒット。0-0のまま試合は5回へと進む。

 5回裏日本は、一死から7番榎本葵(東北楽天)が四球で出塁すると、8番若月健矢(オリックス)のカウント1ボールのところで日本ベンチはヒットエンドランの指示。ここで韓国バッテリーは外角に大きく外すも、若月はバットを出して食らいつき、ライト前へのヒットとする。日本のこの試合初ヒットとなった若月の一打で、日本は一死一・三塁のチャンスを作る。ここで9番武田健吾(オリックス)は初球をスイングすると、強い打球はショートの右を抜けるタイムリーヒット。日本は1点を先制し、均衡を破った。

 先発の上沢は7回を投げ無失点。被安打5、三振12個を奪って、後続の投手に託した。

 日本は6、7、8回と得点圏にランナーを置くも、得点につながらない厳しい状況の中、上沢の後をつないだ田口麗斗(読売巨人)、野村亮介(三菱日立パワーシステムズ横浜)が8、9回を無失点リレー。1点を守り抜いた日本が1-0の接戦をものにした。

 厳しい戦いを制した平田勝男監督は、試合後の第一声、「疲れた」と漏らし、先発の上沢について「7回まで自分の責任を果たして辛抱しながら頑張ってくれた。ランナーを出しても冷静だった」と褒めたたえた。

 また、唯一の得点につながった5回裏、一死一塁での若月の打席について平田監督は、「ヒットエンドランが決まったのが大きかった。そこまでノーヒットで、なんとかランナーを二塁に進めたいところだった。若月はウエスタンリーグでもシーズン後半、調子を上げていて、当てるのがうまいので何とかしてくれると思った」と振り返った。

 7回無失点、12奪三振の投球で、チームを決勝戦へと導いた上沢は「きょうは真っ直ぐに自信があった。元々、三振を取る投手ではないので、(12奪三振は)変な感じです」と話した。

 また決勝打を放った武田は「チームの後輩の若月がつないでくれて、打つという強い気持ちで打席に入った。初球から打つと決めていた」と打席を振り返った。

 一次ラウンドを4戦全勝、二次ラウンドも2戦を戦い2勝した日本は、あす15日に対戦するグループA・1位のチャイニーズタイペイ戦の結果に関わらず、決勝進出が決定した。チャイニーズタイペイとは決勝戦でも再度顔を合わせる可能性があり、15日の試合はその前哨戦となる。

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