第1回IBAF 21Uワールドカップ大会3日目。日本はオランダと対戦。この試合に勝利すれば、二次リーグ進出が決まる大事な一戦。日本は序盤から、積極的な攻撃をみせ、試合の主導権を握った。
2回裏、先頭の5番榎本 葵(東北楽天)が四球で出塁。ここで、榎本はすかさず盗塁を仕掛け、無死二塁とすると、続く6番三好 匠(東北楽天)の変化球を捉えた右前打で、無死一、三塁とチャンスを広げる。7番畔上 翔(法政大)のライトへの犠牲フライで、まず1点を先制した日本。さらに、8番若月健矢(オリックス)の左前適時打、1番牧原大成(福岡ソフトバンク)の右前適時打で、3対0とリードを広げる。
しかし、4回表には、日本の先発・森 雄大(東北楽天)が無死満塁のピンチを招くと、押し出し四球とバッテリーミスで2点を失い、1点差に迫られる。
その裏の日本の攻撃。6番三好がレフトへの二塁打でチャンスメイク。続く7番畔上が中前適時打を放って、1点を追加。なおも続くチャンスに、9番武田健吾(オリックス)がストレートを引っ張り、左前適時打を放って、5得点目。さらに二死一、二塁から、3番鈴木誠也(広島東洋)が左越えの適時二塁打を放ち、7対2と大きくリードする。
先発の森は、5回2失点でマウンドを譲り、6回表からは、今年6月にチームを全国大学野球選手権に導いた熊原健人(仙台大)が登板。熊原は最速147キロのストレートを武器に、2イニングを投げ、5奪三振の快投をみせる。
さらに、8回表からは、桜井俊貴(立命館大)がマウンドに。桜井は曲がりが大きいカーブで、打者を翻弄。8、9回と無失点の好投で、試合を締めた。10安打に5盗塁と果敢に攻めた日本が、オランダに7対2で勝利し、3連勝を挙げ、二次リーグ進出を決めた。
第4戦は11月11日(火)12:30(現地時間)よりニカラグアと対戦する。
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