侍ジャパン女子代表・U-18マドンナジャパンは11月10日、第2回 BFA 女子野球アジアカップ(中国・広東省中山市)のオープニングラウンド第2戦でパキスタンと対戦。38対0と前日に続き大差での4回コールドで2連勝を飾った。
![この日1番に入った榎本彩乃(神戸弘陵学園高)](/img/news/press/20191110_2_1-1.jpg)
![先制のタイムリーを放つ小櫃莉央(花咲徳栄高)](/img/news/press/20191110_2_1-2.jpg)
![大沼咲貴(蒲田女子高)](/img/news/press/20191110_2_1-3.jpg)
![関桃子(作新学院高)がホーム生還しハイタッチ](/img/news/press/20191110_2_1-4.jpg)
![ランニングホームランを放った瀧石かの子(折尾愛真高)](/img/news/press/20191110_2_1-5.jpg)
![先発の小野寺佳奈(クラーク記念国際高仙台キャンパス)](/img/news/press/20191110_2_1-6.jpg)
この日1番に入った榎本彩乃(神戸弘陵学園高)のツーベースから始まった初回の攻撃は打者31人、55分にも及ぶ猛攻となり、一挙26点を記録。その後も長野監督が掲げる「強いゴロ、強いライナーの意識」を実践したバッティングで、打撃陣は大量39安打を放った。
また、投手陣も先発の小野寺佳奈(クラーク記念国際高仙台キャンパス)が2回をパーフェクト。続いて3回から登板した北澤神楽(埼玉栄高)もまったく相手の出塁を許さない完璧な投球を見せた。
圧倒的な実力差の中、場内では日本代表チームのアウトを求めるような声や空気もあり、「これまで日本ではどんな時でも全力プレーでやってきた若いU-18女子代表選手達には難しい状況でした」と長野監督が語る通り、国際試合ならではの想定外の一面も。しかしながら選手たちは最後まで集中力を切らさない各国の模範となるようなプレーを続けた。
スーパーラウンド進出へ王手をかけた侍ジャパン女子代表・U-18マドンナジャパン。オープニングラウンド最終戦となる明日11日(月)は20時(日本時間)より開催国・中国と戦う。
監督・選手コメント
長野恵利子監督
「(アウトを求めるような声や空気に対して)純粋な選手たちなのでどう受け止めていいのか戸惑い悔しい想いをした選手がいるのがベンチでも見えましたが、最後までしっかり戦ってくれたことを褒めてあげたいと思い、試合後にミーティングで話をしました。(攻撃面では)肝心な試合のときにチームバッティングができるよう、つなぐバッティング、自分が出塁するバッティングと言ってきたことが、今日は選手たちがちゃんとやってくれました」
第2回 BFA 女子野球アジアカップ
大会期間
2019年11月9日~11月15日
オープニングラウンド
11月9日(土)11:00 日本 16 - 0 インド
11月10日(日)14:00 パキスタン 0 - 38 日本
11月11日(月)20:00 日本 20 - 0 中国
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)
スーパーラウンド
11月13日(水)20:00 日本 16 - 1 チャイニーズ・タイペイ
11月14日(木)14:00 日本 18 - 2 フィリピン
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)
決勝
11月15日(金)19:00 日本 2 - 1 チャイニーズ・タイペイ
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)
開催地
中国・広東省中山市
出場国
グループA
日本、中国、インド、パキスタン
グループB
チャイニーズ・タイペイ、韓国、香港、フィリピン
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