![試合前にスイングスピードを計測](/img/news/press/20170708_3_1-1.jpg)
![丁寧にボール回しをする侍ジャパン女子代表](/img/news/press/20170708_3_1-2.jpg)
![ベースランニングをする侍ジャパン女子代表](/img/news/press/20170708_3_1-3.jpg)
![第一試合の先発は水流麻夏(神戸弘陵学園)](/img/news/press/20170708_3_1-4.jpg)
![1回裏 緒方佑華(折尾愛真)のレフト前適時打で先制](/img/news/press/20170708_3_1-5.jpg)
![田中志緒梨(埼玉栄)は2イニングを無安打に抑えた](/img/news/press/20170708_3_1-6.jpg)
![4回裏 北山未来(履正社)がランニングホームラン](/img/news/press/20170708_3_1-7.jpg)
今年の9月2日より香港で開催される「第1回 BFA 女子野球アジアカップ」。2018年の女子野球ワールドカップの予選として新設されるこの大会で初代王者を目指す侍ジャパン女子代表が6日、大阪府内のグラウンドにて強化合宿をスタートさせた。
若手選手の育成、競技力向上および強化を目的に18歳以下の選手で編成された侍ジャパン女子代表。20名の選手と橘田恵監督、齋藤賢明コーチ、田代恭規コーチ、長野恵利子コーチがグラウンドに到着し練習が始まった。
午前中、ウォーミングアップの後に行われたのは5メートル、塁間のタイム計測と、スイングスピードの計測。その理由を橘田恵監督は「スタートの良さなど野球での走力を測る目的です。合宿中、全員に走者が回るわけではないので、数字を見て判断したいと思いました。スイングスピードは打順を決める参考に測定しました。選手の調子を見る良い指標にもなるので、今後の合宿でも継続していきたいと思います」と説明した。
この日はオーストラリア選手と女子野球履正社レクトヴィーナスの混合チームと練習試合2試合が組まれ、侍ジャパン女子代表は2連勝と結果を出した。
まずは午前中の第一試合。先発の水流麻夏投手(神戸弘陵学園)と田中志緒梨投手(埼玉栄)がそれぞれ2イニングを無失点に抑えると、打線は11安打の猛攻を見せ4対2で勝利。4回には北山未来外野手(履正社)が左中間へランニングホームランを放った。
![第二試合の先発は大野七海(福知山成美)](/img/news/press/20170708_3_2-1.jpg)
![1回裏 阿部希(福知山成美)がランニングホームラン](/img/news/press/20170708_3_2-2.jpg)
![4番の金満梨々那(開志学園)は3安打を放った](/img/news/press/20170708_3_2-3.jpg)
![2番手は左腕の松島瑠菜(履正社)](/img/news/press/20170708_3_2-4.jpg)
![2試合目も勝利した侍ジャパン女子代表](/img/news/press/20170708_3_2-5.jpg)
![試合後、監督の話を聞く選手たち](/img/news/press/20170708_3_2-6.jpg)
![橘田恵監督](/img/news/press/20170708_3_2-7.jpg)
続く第二試合は初回に先制されるもすぐに反撃。先頭の渡辺那奈外野手(作新学院)がヒットで出塁すると阿部希内野手(福知山成美)のランニングホームランも飛び出しこの回一挙5得点。その後も得点を重ね9対4で勝利した。
試合後、橘田監督は「指示やアドバイスに対して選手はすぐにアクションしてくれました。とても良いムードで試合をすることができました」と語った。合宿最終日となる7月9日も、オーストラリアとの練習試合が行われる予定。9月の本番を見据え、チームの結束を高めていく。
選手コメント
橘田恵監督
「良いムードの中でしっかりコミュニケーションを取っていくのが今日の目的でしたが、選手は十分果たしてくれました。エラーをしたときに誰が元気を出してエラーを止められるか、そういった部分でも守備を重視したいと思っています。ただ、思っていた以上に打力があるので、大胆な守備でも十分取り返せる部分もあります。ポテンシャルの高い選手が集まっているので、打順に関係なくどこからでも作戦を立てやすいチームです。」
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