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侍ジャパンテクニカルディレクター

侍ジャパン・テクニカルディレクター/「鹿取義隆×U-18代表」壮行試合、視察レポート

2015年9月3日

 侍ジャパンの鹿取義隆テクニカルディレクターが、26日に甲子園球場で行われた侍ジャパンU-18 壮行試合(高校日本代表vs大学日本代表)を視察。世代間交流、国際大会の意義、そしてU-18ワールドカップ(28日開幕)に挑むチームへの期待を語った。

――U-18高校代表対大学代表の壮行試合(26日、甲子園)が行われましたが?
「世紀の一戦と言っても良いぐらい、日本野球界にとってすごく良いキッカケになった試合だと思います。今年の6月には大学代表とNPB選抜の試合も実施できましたし、ようやく日本野球界の中で協力体制が整ってきた。今回のような世代間の交流はすごく良いと思います。」

――試合は9対2で大学代表が勝利しましたが?
「大学代表はユニバーシアード大会で優勝して力のあるチームですし、今回は高校生相手に負けられないという気持ちもあったでしょうし、高校生たちも気合が入っていた。特に田中正義投手(創価大)との対戦は良い経験になったと思う。ワールドカップに向けても海外のチームには150キロを投げる投手がいるので、その目慣らしという面でも良かった。ワールドカップで対戦するチームの中に今回の大学代表以上に強いチームはいないと思う。ある程度力関係も分かったと思うので、これを本番に繋げてもらいたいですね。」

――U-18代表のメンバーの中で期待する選手などはいますか?
「球場にスカウト陣がたくさん来ていたように、将来プロになる選手が多くいる。1年生の清宮(幸太郎/早稲田実)君以外にも、まだまだ伸びしろがある選手ばかりですし、全員に大きな可能性がある。これから良い指導者に巡り合えれば、すぐにでもプロの1軍で活躍できる力を持っている投手が多くいた。野手陣は金属バットと木製バットの違いがあるので投手よりは時間がかかるかも知れないですけど、バットの出が良い選手は数多くいたので将来がすごく楽しみですよ。」

――ワールドカップでは普段とは違う雰囲気の中で試合が行われますが、国際大会を戦う上で気を付けるべき点は?
「知らないピッチャーとの対戦になりますし、その中でどう対応するか。年代が同じなので海外のチームと日本のチームの力の差はそれほどない。ただ、速いボールを投げる投手はいる。15歳以下でも90マイル(約144キロ)を投げる投手が海外にはいるので、そのスピードボールをどう対応して、どう攻略するかが鍵になるでしょう。スピードに負けずに打つのではなく、スピードを利用して打つということができれば点を取れると思います。」

――高校生の年代で世界を相手に戦うことの意義は?
「日本人と対戦するだけでは体感できないことがたくさんあるので、今回のワールドカップなどの国際大会で多くのことを経験することは非常に大事です。それが将来、必ず役に立つ。どういう結果になるかは分からないですが、今回のワールドカップでの経験は必ず生きてくるはずです。トップチームも含めた侍ジャパン全体としても非常に良い流れができてきているので、今のうちからいろんな試みをしていくことが、10年20年、50年100年先のNPB、侍ジャパンの礎になる。そういうことも踏まえて、今回のU-18代表には頑張ってもらいたい。」

――初優勝を狙うU-18代表へ向けたエールをお願いします
「優勝できるかどうかは、ある程度、運の部分もある。まずは選手たちが自分のやるべきことをしっかりやること。そうすれば運も後から付いてくる。とにかく最後まで全力で頑張ってもらいたい。」

侍ジャパンU-18代表 2015

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第27回 WBSC U-18 ベースボールワールドカップ

大会概要 チケット 放送予定

壮行試合

開催概要 チケット 放送予定
8月26日(水)18:00 侍ジャパンU-18(高校)代表 2 - 9 侍ジャパン大学代表
阪神甲子園球場

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