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侍ジャパン女子選考合宿がスタート 選手同士の積極的な声掛けであふれた活気

2022年9月10日

 9月10日、侍ジャパン女子代表の選考合宿1日目が埼玉県内で行われた。この日は開会式の後、川端友紀(九州ハニーズ)の掛け声でグラウンドに一礼して練習がスタート。

 まずはウォーミングアップから始まり、ストレッチを丁寧に行ったあとはダッシュ、キャッチボールなどへ進んでいった。ベースランニングのタイム測定では、選手たちが自身のみならず、他の選手たちのタイムにも関心を持っているようだった。
 午前中はシートノックや投内連係など、守備練習中心に行われた。好プレーに対して選手同士で声をかけることはもちろんだが、時折、送球がやや逸れる場面にも、その度に「ナイスフォロー!」「いい執念!」と激励の声が聞かれた。

 午後はシートバッティングが行われ、カウント1-1やランナーを置いた状況などを想定。里綾実(埼玉西武ライオンズ・レディース)は打者6人に対して無安打と、経験豊富なエースらしいさすがのピッチングを見せた。
 打者では田中美羽(埼玉西武ライオンズ・レディース)が左中間へ三塁打を放つなど、存在感を見せた。パンチ力のある打撃が武器の泉由希菜(淡路BRAVEOCEANS)もマルチ安打でアピール。
 この日は午前から日差しが降り注ぎ、厳しい暑さの中ではあったが、選手たちは元気に、活気あふれる雰囲気のまま1日目の選考合宿を終えた。

監督・選手コメント

中島梨紗監督

「技術がある選手が集まっているというのは分かっていることなので、それ以外の部分で場面に応じたプレーが見たかったという思いがあります。今日は思い通りにプレーできた選手は少ないのではないかなと思うのですが、そういったところだけではなくチームをとして動いていく上で、世界一を獲りに行く上で必要な選手を見極めていきたいと思います。前回(第9回 WBSC 女子野球ワールドカップ/新型コロナウイルスの影響で大会中止)は代表20名を選んだだけになってしまったので、選手にかわいそうだったなという思いがあります。第3回 BFA 女子野球アジアカップに向けて2年分の思いをぶつけてほしいと思います」

里綾実(埼玉西武ライオンズ・レディース)

「ポジションで分かれていたので喋れない選手もいたのですが、いろんな選手とコミュニケーションは取れたと思います。(シートバッティングでの登板について)自分の中では準備してしっかり投げられたというのはあります。普段一緒にやっていない田端選手(尚美学園大学)や金満選手(読売ジャイアンツ女子)と組みましたが、難しく考えるのではなく、いつもと違って新鮮だなと思いながら投げていました。投げ終わった後にいろいろ話をして、また投げていきながらお互いに感覚を掴めていったらいいねという話もできたので良かったと思います。(前回大会の中止ついて)代表というのは特別な場所ですし、初めて入ったメンバーもいた中で、1回だけ選考合宿があったのですが、そこでメンバーが絞られた後にオンラインでしかミーティングができなくて、直接交流がないまま中止になって解散になってしまったので残念でした。私は日本代表に入ってたくさん経験して、そこで得た経験があるからまた入りたいとか、世界大会が特別でその時に向けて頑張ろうという思いがあって続けてこられた部分があったのですが、少しでも代表で何かを感じてもらえればと思っていたのですが、それが叶わなかったのはすごく残念だと思います」

出口彩香(埼玉西武ライオンズ・レディース)

「バッティングに関しても自分の力をそこまで発揮できていなかったので、明日の紅白戦で力を出せるようにしたいです。年齢的にも上なので、初めて参加する選手にもっと気を張っていけたらと思っています。自分が若い頃にやりやすい環境を作っていただいたことがあるので繋げていきたいです。自分が大学生の時と比べると、今の大学生の選手はバッティングの力も全然違うと感じますし、女子野球のレベル自体は本当に上がっていると思うので、いかに日本中や世界の人に知ってもらうかというのが大事だと思っているので、レベルが上がっていて満足ではなくしっかり見せられるようにしたいです」

泉由希菜(淡路BRAVEOCEANS)

「アピールポイントはバッティングなので、100パーセントではないですが8割ぐらいはできたかなと思います。1打席、無駄な打席があったのですが、チャンスを想定した3、4打席目は最低限の仕事ができました。世界の野球をこの目で見てみたいですし、日本代表として日本のみんなと一緒に世界と戦いたいです。また侍ジャパンのユニホームを着て世界の舞台に立ちたいなという思いがあります」

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