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試合レポート

侍ジャパン12U代表 韓国に完封勝利4連勝、優勝に王手!

2014年8月30日12U

第8回BFA 12Uアジア選手権大会4日目、日本は韓国と対戦し前日のシンガポール戦に続き勝利し、4勝目となりました。

第8回BFA12Uアジア選手権大会4日目、日本は韓国と対戦し、3対0の完封勝利で、無傷の4勝目をマークした。

日本は1回表、1番荒木駿之介(根上学童野球クラブ)がライト前ヒット、2番大脇理雄(小山ファイターズ)が四球で出塁すると、続く3番柳舘憲吾(山友スターズ)の犠打で一死二、三塁と先制のチャンスをつくる。
ここで、4番増田和希(熊取ベアーズ)がバウンドの高いセカンドゴロを放って、その間に、三走の荒木駿が生還。まず、日本が1点を先制する。

3回表にも、先頭の9番荒木飛有馬(大牟田イーグルス)が四球を選ぶと、1番荒木駿はレフト線ギリギリに落とす二塁打を放って好機を広げる。さらに、フィルダースチョイスで得た無死満塁の場面で、3番柳舘のセンターへの犠飛で1点を追加。なおも、一死二、三塁と続く好機に、4番増田のセカンドゴロの間に、三走の荒木駿が3点目のホームイン。
4回以降は、無得点に抑えられた打線だったが、それでもこの日も、日本の投手陣が奮闘。
先発の方伊儀直明(仲宿ファイターズ)が6回を一人で投げ抜き、無四球投球で完封勝利を挙げる。
試合は3点をリードした日本がそのまま逃げ勝ち、3対0で韓国に勝利した。

1安打完封と好投した方伊儀は、試合後、
「丁寧なピッチングを心掛けたことで無失点に抑えることが出来ました。序盤に点を取ってもらって、とても楽になりましたし、ランナーが出た時も、バックが見事な守備で支えてくれたのでとても助かりました」と語った。
また、仁志敏久監督も、
「今日はナイスゲームでした。方伊儀投手の好投も光りましたし、キャッチャーも上手くリードし、内野手も堅実な守備をみせてくれました。ただ、再三の課題である『声かけ、指示、想定』の部分でミスが出てしまったことは反省点です。明日のチャイニーズ・タイペイ戦では、気持ちで一歩でも引いたら負けてしまうので、とにかく積極的に立ち向かってほしい」と、次戦に向けて気を引き締めた。

最終戦となる第5戦、日本は8月31日13:00(現地時間)より、同じく4連勝中のチャイニーズ・タイペイと優勝を懸けた直接対決に挑む。明日、日本が勝てばBFA12Uアジア選手権大会での初優勝となる。

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