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試合レポート

侍ジャパン12U代表、フィリピンに勝利し連勝

2014年8月28日12U

第8回 BFA 12Uアジア選手権に出場している侍ジャパン12U代表は8月28日、フィリピンと対戦しました。

前日の打線の勢いそのままに、この日も大量44得点奪っての勝利を挙げた。

日本は初回、1番荒木駿之介(根上学童野球クラブ)が四球で出塁すると、二盗を決める。2番栁舘憲吾(山友スターズ)の打球が相手の守りのエラーを誘って、その間に二走・荒木駿がホームイン。その後も、相手投手を攻め立てて、6番方伊儀直明(仲宿ファイターズ)の二塁打など、この回7安打。さらには、7四死球に失策も絡めて、初回だけで一挙16得点を叩き出した日本。
2回にも、打者2巡となる猛攻をみせる。まず、先頭の5番山田将義(リトルジャイアンツ)が二塁打を放ってチャンスメイク。四死球で無死満塁とすると、ワイルドピッチで1点を追加。さらに、前日のインドネシア戦では出番はなかったものの、この日すでに2安打放っている8番岩本の2点適時打で19点目を奪う。
日本の勢いは止まらない。その後も2番栁舘、3番増田和希(熊取ベアーズ)の連続二塁打などから、この回15点を挙げ、31対0とフィリピンを大きく突き放す。
3回にも、1番荒木駿の適時打などで2点を追加。4回には、四球と失策で出たランナーを効果的な攻めでホームに還して、11点を追加。

投手陣も、方伊儀、松井兼世(加須ドリーム)、大脇理雄(小山ファイターズ)、宇野竜一朗(浦安ベイマリーンズ)が1イニングずつ登板し、フィリピン打線を無失点に抑える好投。中でも、方伊儀、松井はともに1イニングを僅か7球で投げ終え、大会の投球制限ルールを見越したピッチングも光った。

日本は、44対0の4回コールドでフィリピンに大勝し、2勝目を挙げた。
この試合、5打数5安打10打点と、大きな結果を残した8番岩本は試合後、
「1日10打点というのは初めての経験です。今日は調子が良かったので、このまま明日もがんばります」と話した。
 それでも、仁志敏久監督は、手放しで勝利を喜ばず、
「勝ちましたが、細かなミスなどがまだまだありました。走塁なども、結果的にセーフになっただけでとりあえず走るなどの『凡走』が目立っていました。相手のミスを誘うプレーはしても、相手のミスを計算に入れるようなことは絶対にしてはならないです。明日も集中を切らさずに試合に臨んでほしい」と語った。

第3戦、日本は8月29日10:30(現地時間)よりシンガポールと対戦する。

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