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"世界の野球"ヒマラヤを北に臨む国ネパールの野球「日本の大学生との野球交流」

2018年4月2日

文・写真=NPO法人ネパール野球ラリグラスの会(小林 洋平)

 最近では、いろいろな大学でもネパール野球を応援している。その中で、大阪府八尾市にある大阪経済法科大学では、毎年、ネパールでの野球交流を取り入れた研修プログラムを行っている。今年も先日、ネパールでの研修が行われた。今回は、その様子を紹介したい。

 今回の研修はネパールの首都カトマンズから東へ12kmの距離にあるバクタプル市を拠点として行われ、20名近い学生が参加した。バクタプルは2015年の地震で大きな被害を受けた地域でもある。研修にはバクタプルの少年野球チームであるバクタプル・ライジングスターズの協力を受けており、研修期間中、学生たちは毎日のようにバクタプルの少年選手たちと練習を行ったほか、小中学校で日本文化を紹介するなどの活動を行った。

 研修期間中には親善試合も行われた。親善試合にはバクタプル・ライジングスターズのほか、2校の子どもたちが参加し、まずは、大阪経済法科大学の学生と一緒に練習を行った。学校の子どもたちの中には、野球未経験者も多く、大阪経済法科大学の学生が熱心に指導を行っていた。そして物珍しさからか、当日は大勢の見物客も集まり、会場は大賑わいとなった。バクタプル・ライジングスターズのローシャン・タパ代表は「野球を通して子どもたちと日本の大学生が友好関係を築くことができ、有意義な試合となりました。子どもたちも大変喜んでいましたし、今後も継続的にこのような試合を行いたい。」と感想を述べている。

 一方、研修に参加したある学生は「ネパールの子どもたちは環境の整っていない中でも一生懸命野球に取り組んでいる。日本では環境が整っているのに、自分たちの取り組みが十分でないこともあり、反省させられた。」と話していた。また、研修期間中は、昨年、北海道ベースボールアカデミー(出合祐太代表)で3ヶ月間に渡り練習を行ったニスカル・ケーシー君が学生たちに同行しコーディネーター役を務めた。彼は昨年「北海道で野球を通じて、責任感や思いやりも学んだ。」と語っていたが、同世代である彼の仕事ぶりに学生たちも感心していた。

 ところで、学生たちはラリトプール市(パタン)の小学校でも野球交流や文化紹介を行った。この小学校の運営者はラリトプール野球クラブの代表者でもあるケシャブ・タパ氏である。ケシャブ・タパ氏は昨年、野球の研修でこれまで何度か来日しており、練習、試合、道具、グラウンドなど野球に関する様々な事柄を積極的に学んできた。そんな彼もネパールにスポーツのグラウンドが無いことを問題視しており、野球についても、グラウンドがあれば一層の発展につながると考えている。

 前回のコラムで触れたパキスタンのカワール・シャー氏も、パキスタンにグラウンドができたことでパキスタンの野球が大きく発展したと生前語っていた。ケシャブ・タパ氏もネパールにグラウンドを作りたいとの思いを持っており、その実現に向けて動き出そうともしている。ネパール野球発展のため、我々もそういった熱意を持った人たちを応援していきたい。

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