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"世界の野球"ヒマラヤを北に臨む国ネパールの野球 第27回「北海道での挑戦」

2017年6月7日

文・写真=NPO法人ネパール野球ラリグラスの会(小林 洋平)

 先ごろ、私は北海道の富良野を訪れた。目的は北海道ベースボールアカデミーの代表である出合祐太氏にお会いすることであった。北海道ベースボールアカデミー(以下、HBA)は2016年に設立された一般社団法人で、プロ野球選手を目指す若者たちを受け入れ、その挑戦の場を提供することを目的としている。現在、約15名の選手がHBAでプロ野球選手という目標に向かって練習に励んでいる。

 そのHBAでは、今年の7月から3ヶ月間に渡り「ワールド・ベースボール・チャレンジ・プロジェクト」と題し、世界9カ国から約10名の選手が来日し練習や試合を行い、最終的に独立リーグのトライアウトを受験するという計画を進めている。このプロジェクトには、ネパールからも1名の選手が参加する予定で、今回は、その打ち合わせもあっての訪問であった。

 ネパールから参加するのは20歳のニスカル・ケーシー(以下、ニスカル)である。彼はバクタプル・ベースボール・クラブで指導者的な役割も担っている選手である。また、彼は一昨年5月末から2週間に渡り中国にあるMLBの訓練施設で指導者としての研修を受けた人物でもある(第3回「ネパール野球の有望株」参照)。
 ニスカルは今回が初めての来日となる。今回のプロジェクトではアジア、アフリカ、ヨーロッパ、南米から選手の参加が予定されている。北海道でのプロジェクト参加に向け、ニスカルは他国の選手に遅れをとらないよう、強い意気込みを持ちながらバクタプルで一層練習に励んでいる。

 来日に向け、ニスカルに野球に対する思いを聞くと、彼は「最初はただ野球を楽しむだけだったが、より深く関わるうちに、楽しいだけではなく、野球でいろいろな経験を積むことができることが分かった。野球は私の人生におけるとても重要な部分になっている」と述べた。そして彼は「ネパールの人々に野球の素晴らしさを伝えていきたい」という夢も持っている。

 ラリグラスの会は、これまで何度かネパールから選手や指導者を日本に招いて野球研修を行っている。そして、来日した選手や指導者たちの中には、日本での経験を活かしネパール帰国後に各チームの中心となって活動している者も少なくない。ニスカルを含め今回のプロジェクトに参加する各国の選手たちも、日本で多くのことを学ぶことによりそれぞれの母国での野球発展に貢献していくことを願っている。

北海道ベースボールアカデミー http://japan-hba.com/

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