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"世界の野球"ヒマラヤを北に臨む国ネパールの野球 第12回「ネパール復興支援野球大会」

2016年5月2日

文・写真=NPO法人ネパール野球ラリグラスの会(小林 洋平)

 去る4月23日から4月25日の3日間に渡り、カトマンズのトゥンディケル広場で「ネパール復興支援野球大会」が開催された。当初、この大会は昨年12月に開催される予定であったが、ネパールの新憲法公布に関わる混乱の影響で、地震から1年目となるこの時期に延期された。ちなみに、ネパールで使われているビクラム暦では西暦の4月24日が震災1年目になる。

 1年前の地震直後、会場であるトゥンディケル広場は地震で家を失いテント生活をしている人々で埋め尽くされていた。そう考えると、今回この場所で野球大会が開催できたことは、非常に感慨深い。

 大会には、ポカラ、バクタプル、カトマンズから少年4チームと成年3チームが参加し、初日と2日目は少年の試合、3日目には成年の試合が行われた。選手は皆、この野球大会を楽しみにしていた。大会期間中、カトマンズは連日30度を超える暑さとなったが、暑さに負けず、選手たちは笑顔で元気一杯のプレーを見せ、大会は大いに盛り上がった。少年選手の中には2014年に当会の招きで日本を訪れた選手もおり、彼らも成長を見せていた。そして、少年の試合ではポカラが、成年の試合ではカトマンズの武装警察が優勝した。

 また、大会3日目には、BFA国際審判員であるスジーワ・ウィジャヤナーヤカ氏他による、審判講習会も行われ、多くの選手たちが参加した。中には、熱心に質問してくる選手もいて、こちらも盛況だった。

 参加した選手からは「大会が目標になった。そのおかげで野球をすることで地震のつらさを忘れることができた」、「大会を通して新しい友達を作ることができた」、「これからもずっと野球を続けたい」、「五輪予選に出場したい」などといった声が聞かれた。

 2016年は日本とネパールの国交樹立60周年の年でもある。今回の野球大会は外務省の「日・ネパール外交関係樹立60周年記念事業」の事業認定も受けている。そういった意味でも、今回の野球大会は意義深いものとなった。

 地震の傷跡は完全に癒えたわけではない。今後もネパールの復興支援に尽力していきたい。

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