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"世界の野球"【第16回】清水直行 ニュージーランド野球の世界挑戦記 「挑む」

2016年1月27日

文・写真=元 野球日本代表 清水直行

 ”ニュージーランド野球の挑戦”に相応しい2016年が幕をあけた。私が、ニュージーランドの野球に興味をもった2012年のWBC予選から、すでに3年の時間が経過している。

 2013年の1月、ここオークランドへ視察に訪れ、2013年は日本と現地を行ったり来たりしながらのニュージーランド野球にふれることができた。2014年も同様に活動を行い、11月には第1回IBAF 21Uワールドカップ(開催地:台湾・台中)にNZ代表を帯同し、実際にチームとともに勝利を味わうことができた。3年目となった2015年には、ニュージーランドのオークランドへ移り住み、生活習慣や国民性、ニュージーランドの文化、そして野球連盟の日々の活動を手伝うことができた。そこには、これまで私がいた環境にはなかった現実があり、考えもしなかったことに頭を抱えた時間があった。ごく身近に関わりはじめると学ぶことだらけだ。私の思い描く野球普及活動に少しでも近づくことができているのか。今でも悩みは尽きない。

 昨年12月末、今年1月にオーストラリアで開催が予定されていた「U-15ベースボールワールドカップ」のオセアニア予選が中止になったという知らせが飛び込んできた。出場を予定していたグアム代表から辞退の申し出があり、オーストラリア野球連盟とニュージーランド野球連盟と大会本部のWBSCが協議を行った結果であった。この突然の知らせには少々驚いた。それは、この大会に向け11月から代表選手選出トライアウトを行い、その結果で招集したU15代表選手と、つい先日までトレーニングをしていたからだ。もちろん、1月の練習日程や渡航準備もしていた。
 そんな訳もあり、今年7月から8月にかけての開催が予定されている第3回WBSC U-15ベースボールワールドカップ(開催地:日本・福島)へ、オーストラリア代表とともに出場することが決まったのだ。

 しかし、グアム代表の出場辞退は残念に思う。野球普及というところでは見過ごしてはいけない。それぞれの国において、大会に出場するうえでの課題が多く存在しているのだ。それに、大会出場を楽しみにしていた子供たちの気持ちを想像すると何とも辛い気持ちになる。こういう野球事情も把握しておかなければならないと受けとめている。

 1月15日、今年最初の練習。昨年12月の集中練習からクリスマスとお正月を過ごし、体の状態が変化していないだろうかと心配をしていたが、ニュージーランドは夏真っ盛りということもあり、子供たちは今年も元気な姿を見せてくれた。

 日本で行われる本大会までは、まだ6か月ほどある。そこまでの一日一日と一回一回の練習日を、大切に過ごしてほしいところだ。7月の頃にはニュージーランドは冬を迎えているだろう。北半球における夏のスポーツへ、南半球の夏(12月)から熱い暑い挑戦はすでに始まっている。

清水直行 ニュージーランド野球の世界挑戦記
著者プロフィール
清水直行(しみず なおゆき)
1975年11月24日生まれ 京都府出身。日大、東芝府中を経て、99年にドラフト2位でロッテに入団。2002年から5年連続で規定投球回、2桁勝利を継続し、エースとして活躍。05年は31年ぶりの日本一にも貢献した。04年のアテネ五輪、06年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に日本代表として出場。10年から横浜(現:横浜DeNA)。プロ12年間で通算105勝、防御率4.16。現役引退後は、ニュージーランド野球連盟ゼネラルマネジャー補佐、同国の代表統括コーチを務める。

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