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"世界の野球"インドネシア野球「ワールド・ベースボール・クラシック 予選について」

2016年11月24日

文・写真=野中寿人

 来年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にて世界一奪還を目指す侍ジャパンの強化試合での選手の活躍に、日本の野球ファンの方々も盛り上がりを増していることでしょう。このファンの方々の盛り上がりは、野球というスポーツの繁栄にとって大きな力となります。私も侍ジャパンの1ファンとして世界一奪還を強く期待し、応援をさせて頂いております。

 さて、この章では、これまでの内容とは別に、WBC本戦への出場枠獲得に際し、今年開催されたWBC予選について触れてみたいと思います。
 野球ファンの方々は既にご存知の通りと思いますが、アジア圏の野球途上国からWBC予選に出場した国は、西アジアからパキスタン代表、そして、東アジアからのフィリピン代表の2ヶ国でした。
 それぞれ、パキスタン代表がブルックリン大会、フィリピン代表がオーストラリア大会に参加をしましたが、2ヶ国の結果を見てみると、パキスタン代表がブラジル代表に0-10、イギリス代表に0-14で大敗。また、フィリピン代表も、オーストラリア代表に1-11、ニュージーランド代表に7-17で、同じく大敗を喫しています。

 この結果は「アジア4強」と称される、日本代表、チャイニーズ・タイペイ代表、韓国代表、中国代表の次に実力的に順位され、アジア野球途上国を代表する両国であるパキスタン代表とフィリピン代表が、世界レベルで戦うにはまだまだ実力が低過ぎることを物語っており、他のアジア野球途上国の選手たちや、携わる野球関係者に大きな落胆を招く結果となりました。
 別の角度から言うなれば、野球というスポーツ自体の繁栄が、ごくわずかな国に限定されている、すなわち、毎回の国際大会がこの限定された国だけのトーナメントになっているという、深い衝撃を投げかけているのです。

 限定国における野球の発展と向上は、牽引的に当然必要なことですが、限定国以下に位置する国々を引き上げなくては、野球というスポーツが衰退へと向かって行ってしまいます。
この現象を、日本を始め“限定国”の野球ファンの皆様方に分かって頂き、野球関係者のみならず野球ファンの方々を含む、野球を愛する方々全員で、対策を考えていかなくてはならない、大きな問題に直面しているものと考えます。

 この問題を説に捉えた場合、今までと同じ状態では発展や向上はあり得ず、思い切った斬新な案や施策を展開しなければ、野球の衰退は防げません。
 日本のアマチュア野球組織の各チームが各野球途上国へ、ハード面、ソフト面を含めて専属的に支援して行く様な構図を構築し、中長期的なスタンスを持って引き上げて行く様なようなことも可能なことでしょうし、アマチュア野球組織だけに留まらず、独立リーグの各チーム、更には、プロ野球組織の各チームでも、全く可能な話であると考えます。

 数年先?数十年先?を見越した場合の予想展開を、今の時期に取り掛からなければなりません。そして、世界への繁栄という対策の幅を拡大させ、後世に繋げて行くことこそが、現在、各野球組織を統括している立場の方々が、やならなくてはならないことなのではないでしょうか?
 全野球ファンの皆様のご協力と共に、野球繁栄へ向けて進むことを強く望む次第です!

日本人監督の挑戦
著者プロフィール
野中 寿人(のなか かずと)
1961年6月6日生。日大三高野球部在学3年の夏に西東京代表にて全国高等学校野球選手権大会に出場。
その後、日本大学体育会硬式野球部へ進学。日本大学では1年の秋から体調を壊し2年間の休部をし、現役野球人生を終える。大学卒業後は、フィリピン、サイパンなどで仕事をし2001年にインドネシアのバリ島へ移住。2004年からバリ島の子供達に野球を教え始め2005年にリトルリーグを発足。2006年にはバリ州代表監督に就任、また、クラブチームを発足。2007年にはインドネシア代表ナショナルチームの監督に就任。2007年のSEAゲームスで銅メダル、2009年のアジアカップで優勝、同年のアジア選手権大会へ出場。その後、インドネシア代表ナショナルチームの監督を辞任し、地方州底上げの為に、東ジャワ州代表監督に就任。2011年のインドネシア国体予選で準優勝、2012年のインドネシア国体前哨戦で優勝、同年のインドネシア国体決勝大会で銅メダル。そして2014年からインドネシア代表ナショナルチームの監督に復帰をし、2015年の東アジアカップで準優勝。

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