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日米大学野球特集 日米大学野球に出場した名選手たち~日本代表・前編~

2016年7月8日

 7月12日から始まる「第40回日米大学野球選手権大会」。これまで多くの日米有望大学生選手が出場し、その後には日米両球界で活躍する選手たちを数多く輩出している。
 今回はメジャー予備軍である大学米国代表と好勝負を繰り広げてきた第29回大会までの大学日本代表選手たちを紹介する。

名球会選手、あのニュースキャスターも(第1回〜第20回大会)

 記念すべき1972年の第1回大会は日本で行われ、大洋で活躍し横浜の監督も務めた山下大輔内野手(慶應義塾大)や巨人とロッテで活躍しロッテの監督も務めた山本功児内野手(法政大)、現在専修大で投手コーチを務める藤田康夫投手(中央大)や立教大で監督を務めた坂口雅久内野手(立教大)らが出場し、日本が5勝2敗で初優勝を飾った。最高殊勲選手には、後に阪急で剛腕投手として活躍する山口高志投手(関西大)が選出された。
 だがその後は、中畑清内野手(駒澤大)や江川卓投手(法政大)らビッグネームを擁するも大学米国代表に屈し、第2回から第6回(すべて米国開催)は大学米国代表が5連覇を果たした。

 2度目の日本開催となった1978年の第7回大会では、後に西武で兄・博久とともに活躍する松沼雅之投手(東洋大)が最高殊勲選手に選ばれる活躍で日本が2回目の優勝を飾った。
 米国開催となった翌年の第8回大会では3勝4敗と惜敗するが、高木豊内野手(中央大)、原辰徳内野手(東海大)、岡田彰布内野手(早稲田大)らが揃い踏みした豪華な陣容だった。
 また異色の出場選手では、1983年の第12回大会に出場した大越健介投手(東京大)。大学卒業後はNHKのニュースキャスターとして馴染み深い大越氏だが、東大時代はアンダーハンド右腕として東大史上最高成績となる新人戦準優勝やリーグ戦通算8勝(東大史上歴代5位タイ)を挙げ、日米大学野球では第3戦に登板。1998年にカージナルスでシーズン70本塁打を放ったマーク・マグワイア内野手(南カリフォルニア大)とも対戦した。

 この他にも、中日・阪神で活躍した大豊泰昭内野手(名古屋商科大)、日本ハムのエースとして活躍した西崎幸広投手(愛知工業大)が愛知大学リーグから選出され、後の活躍に繋げた。
 また、後に名球会入りを果たす活躍を遂げる野村謙二郎内野手(駒澤大)、古田敦也捕手(立命館大)、佐々木主浩投手(東北福祉大)、金本知憲外野手(東北福祉大)や、日米両球界で活躍した長谷川滋利投手(立命館大)、小宮山悟投手(早稲田大)も日米大学野球で貴重な経験を積んだ。

侍ジャパンやプロ・アマ球界の指揮官たちが多く出場(第21回〜第29回大会)

 第21回大会から第29回までの出場者では現在監督・コーチなどを務めている選手が多いのも特徴だ。
 1992年の第21回大会では、侍ジャパントップチームの監督を務める小久保裕紀内野手(青山学院大)と、侍ジャパントップチームのコーチで昨年はU-12の監督を務めた仁志敏久内野手(早稲田大)、現ヤクルト監督の真中満外野手(日本大)が出場した。
 翌1993年の第22回大会は、小久保、井口忠仁内野手(青山学院大、現井口資仁)とともに出場した現侍ジャパントップチーム・コーチの稲葉篤紀外野手(法政大)が打率5割の活躍を見せ、優勝まであと1歩と迫る2勝に貢献して敢闘賞を受賞した。
 1994年の第23回大会では稲葉、今岡誠内野手(東洋大)、北川博敏捕手(日本大)らの打撃陣が5試合で58安打の大会新記録を更新し、投げても翌年に広島で新人王を獲得する山内泰幸投手(青山学院大)や岩瀬仁紀投手(愛知大)を擁して、日本が3大会ぶり9度目、日本開催では7回連続の優勝を飾った。

 1996年の第25回と1997年の第26回大会には、現在巨人の監督を務めている高橋由伸外野手(慶應義塾大)が出場し、第25回大会で3試合連続3ラン本塁打を放ち周囲の度肝を抜いた。
 また、1999年の第28回大会と2000年の第29回大会では、前回の第3回WBC(2013年)で主将を務めた阿部慎之助捕手(中央大)が出場し、2000年にはプロ・アマ混合のシドニー五輪日本代表としても世界と戦った。

 この他にも、第25回大会には、2003年春に監督として大分の日本文理大を初の日本一に導いた中村壽博内野手(早稲田大)、第28回大会には現在社会人野球のパナソニックで監督を務める元阪神の梶原康司内野手(九州東海大※現、東海大九州キャンパス)が出場しており、大学時代の国際試合経験がその後の指導者人生にも大きな影響を与えている。

第40回 日米大学野球選手権大会

大会概要
出場選手
全日本大学野球連盟 公式サイト(外部サイト)

大会結果

第1戦 7月12日(火) 日本 2 - 1 アメリカ
第2戦 7月13日(水) アメリカ 0 - 1 日本
第3戦 7月15日(金) 日本 0 - 1 アメリカ
第4戦 7月16日(土) アメリカ 10 - 2 日本
第5戦 7月17日(日) 日本 5x - 4 アメリカ

大会期間

2016年7月12日~17日(※予備日7月18日)

会場

7月12日(火)、13日(水)ハードオフエコスタジアム新潟(新潟)
7月15日(金)明治神宮野球場(東京)
7月16日(土)、17日(日)草薙球場(静岡)

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