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侍ジャパンアンバサダー

「赤星憲広×トップチーム」侍ジャパン2次ラウンド総括「最高のチームバロメーター」

2017年3月18日

侍ジャパンアンバサダーの視点 赤星憲広×トップチーム

「2017 WORLD BASEBALL CLASSIC™」の2次ラウンドが終了し、侍ジャパンは無傷の3連勝で決勝ラウンド進出を決めた。侍ジャパンアンバサダーの赤星憲広氏に、激闘の3試合を振り返ってもらい、アメリカ・ロサンゼルスで行われる準決勝へ向けての戦い方を聞いた。

「誰が出ても活躍できる」最高のチームバロメーター

――1次ラウンドに続いて2次ラウンドも3戦全勝で首位通過した侍ジャパンですが、まずは第1戦のオランダ戦を振り返って?
「バンデンハークを攻略してからの激しい試合。序盤に先発の石川投手が5失点したのは想定外でしたけど、その中でも勝ち切る力強さを感じましたし、不思議と負ける気はしなかった。チームとして絶対に勝つ、という雰囲気を感じましたし、チームの輪、繋がり、結束力が見えた試合だったと思います」

――延長タイブレークの末の4時間46分という死闘でしたが?
「タイブレークになれば日本は勝てると思っていた。理由は送りバント。日本は鈴木選手がしっかりと犠打を決めて1死2、3塁にしたのに対し、オランダは送らずに打たせていった。打順の巡り合わせもあったでしょうけど、あそこが日本とオランダの野球の違い。あの形になれば日本は強いと思います。あと、やはりリリーフ陣ですね。初めに平野投手が相手打線の勢いを食い止めて、そこからの継投。(8回裏)1死満塁からの増井投手のピッチングも素晴らしかった」

――第2戦のキューバ戦でも先発の菅野投手が想定外の4失点で降板しましたが?
「そうですね。菅野投手はこのチームのエースですし、1次ラウンドでもしっかりと抑えて信頼度は高かった。その投手が打たれた衝撃は大きかったはずですが、それさえも跳ね返す力があった。キューバも同じ相手に2回は負けられないという意地があった中で、日本は野手陣、リリーフ陣、チーム全員の力で跳ね返した。この試合を見て、本当に強いチームになったと感じました」

――『強いチーム』というのは?
「調子の悪い人が目立たない。それが強いチームの特徴。全員が絶好調というのはあり得ない訳ですけど、その中で調子のいい選手が悪い選手をカバーして、チームとしてすごくうまく回っている。1次ラウンドでは調子のよくなかった山田選手もキューバ戦で2本のホームランを打って調子を上げてきた。チームのバイオリズムがすごくいい風に回っていると思います」

――第3戦のイスラエル戦では千賀投手の好投から投手戦が続き、4番の筒香選手が口火を切る一発を放ちました。
「そうですね。チームとしていい流れの中で、打つべき人が打つとやっぱり勢いが出ます。実際にあの一発から5点入った訳ですしね。こう着した状態を一発で打ち破ることのできる選手がいるというのは非常に頼もしい。中田選手が休んだ中で代わりに出た内川選手もタイムリーを打って、状態が良くなかった青木選手にも最後ヒットが出た。鈴木選手も秋山選手も、誰が試合に出ても活躍できる。1次ラウンドも合わせた6試合で、チームとして理想の形に近づいたと思います。強くなったな、と。それが率直な感想ですね」

――誰が出ても、という中でカギとなった選手、カギとなった場面を挙げるとすれば?
「小林選手の成長はすごく感じます。リード面もそうですし、打つ方でも大活躍です。ボテボテの当たりが野手の間を抜けたり、悪送球だと思って飛び出してしまったら結果的にセーフになったりとか、ラッキーな部分はありますけど、それもこの大会で彼が持っている流れです。それと小久保監督の采配ですね。キューバ戦での8回1死1、3塁の場面で、それまで2安打を放っていた小林選手に代えて内川選手を代打に送った。いろんな選択肢があった中で内川選手を代打に送った監督として覚悟もそうですし、そこで内川選手がしっかりと犠牲フライを打ったことでチームがまた一丸となった。場面で言うならばもう一つ。キューバ戦での6回1死1、2塁から小林選手のレフト前ヒットで、大西コーチが迷うことなく回して、2塁走者の松田選手が生還した。レフトのデスパイネの守備力も含めた判断だと思いますけど、しっかりとデータが頭に入っている。選手たちの頑張りもありますけど、首脳陣の思い切った采配もチームにいい流れを与えたと思います」

勝負の決勝ラウンド「特別なことをする必要はない」

――いよいよ決勝ラウンドへ向かいます。小久保監督は「準決勝が一番難しい」と話していますが?
「まだ決まっていませんが、対戦相手がより強力になることももちろんですけど、環境が変わるという面も大きいと思います。気温、環境、そしてグラウンドが違う。特に外野が人工芝から天然芝に変わって、内野には土の部分があるグラウンドの違いというのは大きい。特に日本は守りから入るチームでもあるので、その守備の部分でまずはしっかりとグラウンドに対応しないといけない。対戦相手がどこになろうと、日本チームの戦い方は変わらない。まずは、己です。環境が変わっても、自分たちが自分たちの戦い方ができるかどうか。そこが重要になると思います」

――どのチームが相手でもパワーのある打線を抑えないといけませんが、日本投手陣への期待は?
「確かに打線は強力です。先発陣がカギになりますが、千賀投手がイスラエル戦で素晴らしい投球をしましたし、石川投手も菅野投手も、2次ラウンドで打たれたことが次に活かせると思います。打たれたからこそ気付く部分、修正できる部分はありますし、その能力を持っている投手です。誰が先発するかは分かりませんけど、特に菅野投手にとっては2次ラウンドで打たれたことが決勝トーナメントで活きて来るはずです。捕手のリード面でも小林選手が次に活かせる部分があると思います」

――環境への適応で言えば、2試合行う練習試合の重要性も増すと思いますが?
「選手の個々のコンディションは良いので、あとはどれだけ現地の環境に適応できるか。練習試合の中でやりたいことをどんどんしていくこと。グラウンドコンディション、ボールの滑り、球場の雰囲気など、いろいろと確かめられることはある。うまく調整してもらいたいですね」

――世界一奪還まで、あと2つ。侍ジャパンにどのような戦いを期待しますか?
「正直、そう簡単に勝てる試合にはならない。接戦に持ち込んで、その接戦の中でどのような戦いをするか。守りの固さ、リリーフ陣の継投と言った今大会の日本の武器をそのまま持ち込んで、ここまで高めたチームとしての団結力、一体感を決勝トーナメントで見せること。特に何か特別なことをやろうとする必要はない。今まで培ってきたもの、今大会の6試合で見せてきたものを継続することができれば、世界一奪還というのは十分に可能です」

――準決勝、決勝ともに日本時間で午前10時開始となります。その応援も力に変えてもらいたい。
「もちろんですね。これまでの東京ドームと違ってスタンドからの応援は少なくなってしまうでしょうけど、日本の多くの人がテレビの前から応援してくれるはずです。世間の注目度も、大会前と今とではかなり変わったはずです。そういう状況にしたのも、侍ジャパンの選手たちが頑張ったからこそです。日本の北から南まで、すべてのファンの声援を力に変えてもらいたい。侍ジャパンは強くなった。今はもう、期待しかない」

2017 WORLD BASEBALL CLASSIC™
大会日程

1次ラウンド
プールB
2017年3月7日(火)~11日(土)

2017年3月7日(火)19:00 日本 11-6 キューバ
2017年3月8日(水)19:00 オーストラリア 1-4 日本
2017年3月10日(金)19:00 日本 7-1 中国

2次ラウンド
プールE
2017年3月12日(日)19:00 オランダ 6-8 日本
2017年3月14日(火)19:00 日本 8-5 キューバ
2017年3月15日(水)19:00 日本 8-3 イスラエル

決勝ラウンド
準決勝
2017年3月21日(火)18:00(日本時間22日10:00)日本 1-2 アメリカ

決勝
2017年3月22日(水)18:00(日本時間23日10:00)プエルトリコ 0-8 アメリカ

会場

高尺スカイドーム
東京ドーム
マーリンズパーク
エスタディオ・チャロス
ペトコ・パーク
ドジャー・スタジアム

公式サイト

WORLD BASEBALL CLASSIC™

練習試合

3月18日13:05(日本時間19日5:05)シカゴ・カブス 6-4 日本
3月19日13:05(日本時間20日5:05)ロサンゼルス・ドジャース 3x-2 日本

映画「あの日、侍がいたグラウンド」

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